第33話
「くぅー堪能できたよ。アイドルだけあってなにもかも完璧。これこそ最強のアイドル。さすが私の推しだね」
「はぁはぁ」
息づかいエロいな。推しの色気がむんむんの顔をしてるのは香織に感謝しないとだな。俺の子供が反応してる。これを言ったらドン引きされそうだから言わないが。香織は喜んでさすが私の幼馴染みとか言い出しそうだが。変人だからな。
「それじゃ学校探索にレッツゴー!」
そう言って香織は歩きだした。俺達も付いていく。香織はすぐにか面を付け始めた。まぁまだ学校に人がいるからな。部活もやっているし。
「はぁそれにしても予想以上の変態でした。アイドルやってる子にもレズはいますが、ここまでの変態はいませんよ。しかも好きな人いるんですよね?」
「ああ、いるぞ。まぁあいつは体の関係を持たなきゃ大丈夫ってタイプだからな。まぁもし美少女とやれるなら不倫も辞さないぐらいな変態でもある」
そうあいつは何回か、二人の女子を好きになったこともある。まぁ結局変態なのがばれて逃げられたが。あれだけの変態性をだしているのに
離れない瑞己がすごいよな。
「どんだけ性に正直なんですか。それが男に向かっていたらビッチですよね」
「まぁでも男に向かうことはないからなぁー。そうなったとしても全力で止めるが」
男が好きになったら俺がその候補に立候補するからな。それだけ俺は香織が好きなのだ。るんもへぇーといいながら前を向く。俺が香織が好きなことに気づいたぽいな。気づかれても問題ないけど。別にるんが俺のことを好きなわけではないからな。
「それにしては随分徹先輩とは距離近いですね。普通レズって男を避けるもんじゃないんですか?」
「香織とは幼馴染みなんだよ。だからその辺の男とは違う」
普段は自分のテリトリーには男はいれないしな。これは男の娘でもだ。一回おとかなのか女子なのか分からないやつが親しくなろうとしてたが、のらりくらりと避けていたし。
「二人で何を話してるのぉー。私も混ぜて。そして仲良くなっておっぱい揉ませて?巨乳以外も味わいたいんだぁー」
「ダメに決まってるじゃないですか。私はノーマルです」
「あんま初対面にセクハラするなよ。お前はおじさんかよ」
「そこに胸があったら飛び込むのが人ってもんだよ!」
本当に香織は女子でよかったよ。じゃないと捕まっている。いや香織のことだからイケメンに生まれて、ヤリまくってるかもな。気持ちいいこともやるのは人として普通だよーとか言ってそう。それでなんだかんだ言いながら香織に付き合うだろうな俺は。
「はぁー学校内なんだからあんまり油断するなよ」
「分かってるよ♪それじゃ行こっか」
まずは図書館に着いた。相変わらずここは蔵書が多いな。さすが進学校の図書館と言ったところか。自習スペースもあって勉強するには結構集中できる。
「ここの角度かヤってもきっとばれないよ」
「何を教えてるんだよ」
もうちょい抑えろよ。るんがドン引いているんだが。美少女でも十分セクハラなんだが。それに図書館来たならヤることじゃなくて、ここにはあらゆる参考書が揃ってるとかアピールするところがあるだろ。ちなみにそれ以外の専門書も結構ある。
「はぁーここは過去問はあるんですか?」
「各大学十年分は置いてあるぞ。コピー機もあるからいつでも対策をできる。ちなみにフランス語の過去問も置いてあるからおすすめだ」
よくここのフランス語の過去問を使って勉強している。個人が手に入れるのは大変だからな。ここは海外の大学に行く人もいるから、海外大学の過去問も置いてある。
「さすが進学校と言ったところでしょうか」
「これでも県内ナンバーワンだからな。香りの言動は進学校のそれじゃないけど」
「何を言ってるの?世の中人間なんてみんなイヤらしいこと考えているもんだよ。いかにセックスをして気持ちに良くできるかとか。特に思春期である高校生なんてやりたい感情が押さえきれないもんでしょ。私のことを下品な目でみる男も多いし」
「風評被害だろうが。世の中みんなそうだったらビッチやヤリチンが溢れているわ」
なんでこんなに性にオープンな変態になったんだろうな。
「それはね。お父さんのAVを見てこんなに気持ちいいことを表に出さないで隠すなんてもったいないと思ったからだよ」
「さりげなく心読むなよ。それと叔父さんよレズのビデオ持っているとかマニアックすぎる」
「あれで目覚めたんだよねぇー女の子って最高じゃんってね」
叔父さん香織の性癖を歪めるなよ。お陰でこっちは苦労してるんだから。大体娘がいるのにエロビデオを持ってるなよ。見る方も見る方だが。普通はウワーキモってなるもんじゃないの?普通に見るってそれはそれでおかしい。
「できれば今後のためにも目覚めて欲しくなかったが。そうなったもんは今ごろ言ったて仕方ないな」
レズを周りにだしていないだけましか。これをだしたら間違いなく避けられるしな。もしかしたらいじめだって起きるかもしれないし。それを分かっているから香織も表にはださないのだろう。そう思いながら校舎を進んでいく。そしていろんな所を案内した。香織がセクハラ的発言をしながらな。
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