第31話

「ふぅーん徹はいつもこんな場所で食べてるんだ。なかなかいい場所じゃん」


ぼっちは静かなところを好むからな。リア充とかうようよいる場所はぼっちの敵だ。ここならリア充が現れることもないし、ゆっくり食べれて残った時間で読書を楽しめる。


「リア充だけは避けてたからな」


「中学の時はたびたび私達と一緒にいたけど、それでもういいやと思ったんだね」


そりゃな、リア充で香織が好きなやつの嫉妬をバシバシ受けていたし、紹介してと懇願されたらめんどくさくなるだろう。嫉妬されても俺なんか相手にされてないし、そもそも紹介だってレズだから意味をなさないし、ダメだったときにこっちに八つ当たりされて困るし。


「まぁな。リア充から友達としてよってくるならともかくあいつら香織目当てなのがみえみえだったからな。俺にアピールして香織とくっつけようと手助けをしてもらおうとしてたからな」


大体俺が好きな相手が香織なのにそんなことするわけないだろ。あいつらは相手にされてないんだから自分の方がいいと思っているんだろうが。そもそも香織はレズだから絶対に靡くことはないし。男の娘なら分からないがな。見た目女子だし。


「まぁその対応はめんどくさいからそれでよかったよー。体目当ての男なんか興味ないし。私は女子と心が繋がっていたいの!そして最終的には肉体関係をぐへへ」


いや男と変わってないじゃん。しかも人様にみせられない顔をしてるし、下を向きながらまぁその辺のやつに見られたら不味いからな。中身がこんな変態だと気づいてるやつはいないだろう。俺と対象になってるやつ以外。


「はぁーその変態さを治せ少しはアタックすれば振り向くやつもいるだろうに」


「私は欲に忠実なのよ。人間らしさをモットーに生きてるからね」


人間は我慢することも大切だがな。いや普段は抑えてるから我慢はしてるのか?それを俺の前でもしてほしいものだ。何が好きで好きなやつの変態ぷりを見なきゃならないんだよ。


「欲を出しすぎてドン引きされてることはいいのかよ」


「あれは照れてるんだよ。こんな美少女に迫られてることに。いわゆるツンデレだよ」


いやあれは完全に嫌がってるよな。レズじゃないのに美少女に迫られても嬉しくないだろ。イケメンならともかく。香織に迫っているイケメンは何回も見たことあるが。飄々と香織は躱してるがな。まぁイケメン好きじゃないだけ俺にもチャンスがあるのか?


「なんで考えてることが分かるのに、美少女相手だと鈍感になるんだよ」


「鈍感?私は敏感だよ。美少女相手だと余計にね!」


「そっちじゃねーよ!なんで体の敏感になるんだよ」


え?香織って敏感なの。触って喘ぐ姿が想像できる。なかなかいいじゃないか。ヤバイムラムラしてきた。こいうときは深呼吸だ。すぅはーすぅはー。よし落ち着いた。


「まぁいいやそろそろ食べないと時間ヤバイから早く食べるよ」


後20分しかない。まさかこんなにしゃべっていたとは。ついつい香織と話すと楽しすぎてしゃべりすぎちゃうんだよなぁー。俺はチョココロネを食べ始める。


チョコがかなり甘くて美味しい。マッカンとよく合う。これじゃコンビニのチョココロネは食べれないな。甘さが控えめで。やっぱチョコは甘くなくっちゃな。


焼きそばパンも味が濃くて美味しい。ここの購買レベル高いわ。普通にパン屋としてだしても申し分ないほどの味だな。マッカント合うのがさらにいいな。


そして、食べ終わり俺達は教室に戻った。次は移動教室だからな、早めに教室をでなければ行けない。そしてよういを済まして少し余裕を持って俺達はでた。


「次は理科かー。あの白衣から伸びる白い足がたまらないんだよね。しかも巨乳で服越しからでもあの柔らかさの伝わる胸はたまらないよ。一回揉んでみたいねー」


だからやったらとここが分からないんですけどーとか呼んで胸を見て足をチラチラ見てるのか。あの人年上なんだが、どこまで主要範囲なんだよこいつ。いつか幼女までてを出しそうなんだが。でも微笑じゃだから犯罪にはならないんだよな。俺だったら即捕まっている。


「お願いだからよだれ垂らすなよ」


たまに興奮するとよだれを垂らす癖があるのだ。マジでばれたら香織が変態なことばれるからできるだけ防ぎたい。友達がいなくなる可能性があるからな。自分対象なのかと思われて。それだけ世の中はまだレズに寛容的じゃない。香織の評判は落としたくないのだ。


「分かってるよ。夜に妄想してヤるくらいだから」


男の目の前でヤるとか言うなよ。興奮しちゃうだろ。思わず妄想をしてしまう。香織がヤっているところを。やばい興奮してきた。鎮まれ、理性を総動員しろ。ふぅー落ち着いた。


「男の前でヤるとか言うなよ。少しは恥じらいを持て」


「今さらでしょ!私の裸だって見てるんだし」


中学生の頃だろ。確かにその頃から胸は育っていたが、そのせいで夜は寝れずよなかずっとヤっていたな。レズのなのにエロいんだもん。そりゃヤらなきゃやってられないよね。


「あれは不慮の事故だ。興奮してないといえば嘘になるが」


「ふぅーんやっぱり興奮はしてくれたんだ。どう私のおっぱい結構よかったでしょ」


正直最高でした。だがここで本当のことはいわない。だって絡みが面倒になるからな。おちょくってくるんだよな。


「まぁそれなりにはな」


するとにやにやしながら俺の腕をとる。そして胸を当ててくる。どんだけ俺を興奮させれば気が済むんだよ。






























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