第5話 交流
小夜子に書いた手紙の文面はこのようなことを書いた。
小夜子へ
普段は読書とパソコンをしているよ。パソコンをしていたらネット副業というものを知った。東京ではit関係の仕事をしていたから僕にもできると思う。プログラミングならできるだろう。地元に戻ってから友達がいない。小夜子といろいろ交流がしたい。ライン交換して欲しい。僕のラインidを書いておく。
木村たける ラインid ××××××
次の通院日はかなり胸を弾ませながら通院した。先生との会話は頭に入らなかった。そして会計の時、小夜子に手紙をわたすことができた。隣の医療事務の娘がチラリと僕を見た。
小夜子は軽く会釈をして手紙を受け取ってくれた。
僕はかなり喜んで自転車をこいで帰宅した。たまにはいいかとコンビニでスイーツと三ツ矢サイダーを買った。僕は心の病気になってからお酒をやめた。それは眠りの質がおちるからだ。同じ理由でタバコもやめた。かなり苦しかったが禁煙できるようになった。健康には気をつけている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます