フォローいただいたので早速読みにきました。というか、お盆の話を正月に読むって……
彼岸と異世界を掛けているんだろうなとは想像できましたが、ラストの二人の再会よりも御厨ちゃんのキャラの方が立っていて、余韻はあまり残らなかったかなと。
でも、終始、二人分の人生が交錯する語り聞かせは面白く、次はどうくるのかと、気になりながら読み進めました。リーダビリティの高さはさすがです。
最後の人生の花火が打ち上がるまで、残り十分どころか、まだ一年あるわけですから、蘇生魔法くらい間に合いそうな気もしますが、何にせよ良作でした。
作者からの返信
一路傍様>
いつもお世話になっております。この度はコメントをいただき誠に恐れ入ります。
>最後の人生の花火が打ち上がるまで、残り十分どころか、
>まだ一年あるわけですから、
>蘇生魔法くらい間に合いそうな気もしますが
実はこれだけは決まっているのです。
彼女には蘇生魔法を断り天寿を全うします。それが40年間も待たせた勇者に対する復讐なのです。もう老齢ですし、恐らくは蘇生魔法もどんな治癒魔法も無駄でしょう。
『ロードス島戦記』第6巻、大ニースが天命を終えようとするときに無駄とわかっていても治癒魔法をかけ続ける見舞いの司祭たちのイメージが書き終わった後の私の脳裏に浮かびました。
社会として彼女は成功者とされ、死ぬ前に会いたい人にも会えた。これ以上彼女は何を望むのでしょうか。
読んだ!
素敵なお話だったです。
読み始めはもうちょい生々しい話になるんかと思ってましたが、リアルサイドとのバランスを上手に取ったファンタジーでした。
御厨ちゃんの感情表現がうまいこと作用してますね。
姫子さんの一人語りだったら、淡々とし過ぎちゃったかもしれません。善きかな。
出先だったので全文スマホで読みました。
行が詰めてあったので、紙の本のような感覚で読みやすかったです。
やっぱり手元で文字を追うのと、PC画面で読むのとでは、体感として読みやすさが変わってきますな。
良作ありがとうございました。
ではでは。
作者からの返信
真野てん様>
いつもお世話になっております。
>読み始めはもうちょい生々しい話になるんかと思ってました
そら老人ホームで家政婦でタイトルに通帳なんか入ってたら火サスみたいな展開になるかと身構えますよねー。
>御厨ちゃんの感情表現がうまいこと作用してますね。
はい。これは狙ってやりました。姫子の一人語りでは物語に起伏が全くないであろうとわかったので老人ホームという舞台を設定したってのがあります。
>行が詰めてあったので
どうしても昨今の流行の行を開けるスタイルが書けないんですよね。
行を詰めないと執筆中物語を逆にたどって展開が変でないか確認できないという自分の能力の限界がさせるんですけどねw
>良作ありがとうございました。
レビューまで頂き恐悦至極でございます。会社の机で帰る準備してるときにカクヨムアプリからレビューの通知が来た時ヒャッハー! って叫んじゃいましたわいw ※なお当時ビルのフロア自分以外無人
(*´ω`*)時を越えて再会するボーイミーツガールいいですね。時代の流れが感じらえる構成が秀逸だと思いました。
作者からの返信
ナマケモ……げふんげふん、猫目様。お越しいただきありがとうございます&レビューありがとうございました。あと返事が遅れて申し訳ありません。ここ2週間ほどカクヨム内での原因不明の返信不可能状態でした。
>時を超えて再会するボーイミーツガール
年取り過ぎてますけどねwww