見知らぬ国のトリッパー 5




scene:10


 企画には2種類あり、自分が望む企画と、望まない企画とがある。企画が通ってしまえば望む望まないに関わらずやらなければならない。仕事とはそういうものである。そして奥村と渡部は居酒屋に居た。


「いやー奥村マジ天使」

「あのそういうネットスラング軽々しく使うのやめてくれませんかね。なるはや、とか大嫌いなんで」

「まあ、呑め。高い芋焼酎なんだぞこれ、好きだろ焼酎」

「好きじゃないですよ。安いから安い焼酎呑んでるだけです」

「あれ、そうなん?」


 奥村はグラスの芋焼酎にドリンクバーのジンジャーエールを混ぜて啜った。 


「…勿体無いというか、芋焼酎の味を殺しまくる呑み方するよな。旨い?」

「人の勝手です」

「ちょい飲ませて」

「あ」

「うわ、なんだ、甘ったりぃな、糖尿になんぞ」

「そっちこそ飲み会で肝臓やられてるじゃないすか」

「ま、いやー、企画が通って安心したよ」

「…こっちは大迷惑ですけどね」

「まあそう言うな奥村。企画通って喜ばないなんて他の奴に知れたらボコられるぞ。フルボッコ」

「知りません」

「今日の昼、また屋上に居たな」

「さあ」

「『スペル・バインダー』の事を考えていただろう? 企画通るかどうかわからない段階だってのに」

「……」

「どこかでわかってたよな、通るって。だから今不機嫌になっている」

「違いますよ」

「お前は…、どこかで未来を見てる。それも自分の未来じゃなく、誰かの、子供のと言ったほうがいいかな」


 奥村は渡部の言いたい事が良く分からないが、『サテクラ』関連に話を持ってくる気だろうなと考えた。渡部は渡部で『サテクラ』の計画を止めに来たのだろう。それくらいは分かっている。奥村は刺身をつつきながら、甘ったるい焼酎を、くぴ、と少しだけ呑んだ。渡部はこのようなタイミングを見逃さない。相手が喋らないタイミングで話しかける。


「お前が作ってきたゲーム、全部プレイしてんだよ。サンプルで」

「買って下さいよ」


 奥村は目線を手に持っているグラスからテーブルの端に移した。はぐらかすのがこの場の正解だろうと目付きを緩ませる。その瞬間、渡部の視線が鋭いものに変わった。しまった、気付かれた。


「お前の、なんだろうな、それはどこから来る…思いや考えなのか、ずっと考えてたよ」

「嘘ですね」

「いや、…本当に。ゲームは大人数で作るものだが、核の部分作るやつで味が決まる、この焼酎のようにな」

「美味しんぼで見ましたよ、その焼酎。というか美味しんぼで紹介されてたから注文しましたよね」

「話、脱線させんなよ」

「いや、この焼酎のように、とか言うからですよ」


 渡部は無駄な話をしない。大勢の人がいる時はバカ話ばかりするが、奥村と話す時は無駄な話はしない。それはそれで奥村にとっては楽だった。この人になら大丈夫だろうか。何が大丈夫なのか奥村にもわからない。自分の、本当の話は人には通じない。夢見物語のような話になるからだ。酒を口に入れるタイミングが合い、2秒間の沈黙が訪れる。どちらが先に『サテクラ』の話を切り出すのか。とりあえず、自分から話す事にした。


「渡部さん」

「なんだ?」

「例えば、一生懸命作ったゲームが簡単に中古屋に売られたり、捨てられたりしているのを見た時、虚しくなりません?」

「ああ、…その感覚は分かるよ」


 奥村は頭を軽く掻いた。


「俺の頭の中にあるのはゴミ処理場なんです。あらゆる物が捨てられる。本、玩具、CD、ゲーム、機械、まあ色々ありますが傷が付いて使えなくなったゴミ。パッケージもびりびりにぼろぼろになっていて。今、数ある音楽CDやらゲームCDやら本やら売られている、その墓場。捨てられてボロボロのぬいぐるみ、壊れて動かないラジコンの飛行機、そういうのが沢山あるような。結局、自分の作品もゴミになって捨てられるだろう、みたいな」

「ふーむ」

「ああ、商品の成れの果てだな、と、思うんです。それで、何故かそこ、というかゴミ処理場に女の子が居てですね、ゴミ処理場のお姫様。まあ妖精みたいなのが、そこで遊んでいるんですよ。ダウンロードの妖精みたいのが。それで、少しだけ、救われるんですね」

「童話のような話だな」

「自分だけの童話です」


 渡部は奥村の話で何かに気付く。奥村の作るゲームの芯のようなものかもしれない。


「ああ、それでか」

「?」

「お前が作る物には、なにか、傷があるような感じがするんだよ、障害って言ってもいいのかな」

「誰でも持っているような傷ですけどね」

「いや、違うね。前に英語教育のゲーム作ったろ? 普通なら電子辞書の応用みたいな作りをするんだけど、ギャルゲーのようなストーリーを入れたな」

「まあ、日本人ギャルゲー好きですから」

「モノホンの外国人の少女入れて、お前ニコ動でその子と生放送やってたろ、会社のアカウント使ってさ。会社で大騒ぎだったぞ」

「…あの時ほど渡部さんに頼った事は無かったですね。上手く抑えたでしょう?」

「お前じゃなかったら動かなかったよ。結果的にそれなりに売れたが」

「英語教育ブームというか学習ソフトブームの時で、いくらでも機械的にすることは出来たし、その方が制作費少なかったんですけどね」


「いや…あれは、君だからそうしているんだよ」と、渡部は奥村の事を冗談ではなく“君”と呼んだのは会社で出会って間も無い頃だったなと思い出す。最初から目付きがおかしかった。人を殺したような瞳だった。小さな頃から絶望と戦って、戦って、戦いきれなくて、絶望を取り込んだ瞳だった。若き頃の渡部は奥村のそのような目付きを見て、やっとマシな奴が会社に入ってきたなと思った。人格破綻者。ゲーム会社は壊れた奴の遊び場じゃなければならないと渡部は自分の心の中のゲーム哲学にそのように記している。


「奥村はさ、そういう機械的な言語学習で本当に学べると思ってる?」

「えーと、ケースバイケースですかね。少なくとも単語や文法は覚えるでしょう」

「でも奥村は違うと思ったわけだ」


 奥村は少し考えて言った。


「…俺が小学生の時に外国人が転入してきた事があって」

「ふむ」

「フィリピンの子だったかな、結局誰も話しかけず、友達も作れず、その子はまた転校していって」

「へえ」

「とりあえず、言葉よりも相手と仲良くする行動なんじゃないかなってずっと思っててですね」

「なるほど」

「最初は単に普通の学習ソフト作れっていう上の企画ですから、そこから金引っ張ってくるのに苦労しましたけど、『ぼくなつ』の初恋版という線で攻めたら、まあいけましたね」

「なるほど。あのゲームなあ」

「?」

「展開やらエンディングをいまだに思い出すんだよ。まだ小学生の子供が主人公で外人の女の子が家の都合で転校してきてさ、外人の女の子は個人主義の国の子だから孤立して、そこに主人公が関わって英語を覚えるという作りで。やっていく内に女の子も日本語覚え始めて。うん…ラストが良かったね。主人公とヒロインが大人になって子供作っててさ、インターネット生中継使って英語を日本人に教えるって事をやっててさ、俺な、泣いたんだよ」

「www」

「笑うんじゃねえよ」

「すみません。意外ですね、渡部さんが泣くなんて」

「いい意味で脱線してるんだよ。でさ、俺子持ちになったじゃん? 久しぶりにもう一回やったら、もうダメだね、展開知ってるから、途中でも泣くんだよ」

「まあ、あの2人には幸せになってもらいたかった、というのもありますけどね。優しさは忘れないものですよ」


 うん、やっぱり奥村だ。お前は俺の娘を救ってくれたんだ。俺にはどうする事もできなくて仕事に逃げていた。


「その前に音ゲーもそうだな。優しいところがあるよ」

「どうしちゃったんですか渡部さん」


 ほんとにな。どうしちゃったんだろ、俺は。渡部はうっかりすると涙が出そうだった。今日の夜の天気は晴れだそうだ。星空が見えればいい。都会では月か明るい星しか見えない。渡部は今まで奥村を破壊者だと思っていたが勘違いしていたと気付く。破壊者には変わりないが、ただ単に破壊するわけではない。何かを残す。『ライブレ』はある意味でアーケードでの遊び方を壊した。録画というファクターにてそれまでの遊び方を変えた。こいつは何を見ているのだろう。…なあ、俺はお前が作るものが見たいよ。いつまでもさ。そこに俺がいれば、なあ、世の中面白くなるんじゃないのか。


「黙って聞けよ。で、そこを考える奴ってあんまいないんだよ、で、俺はお前に興味持ったというわけだ」

「どういう繋がりですかw」


 奥村は、とうとう来たかと警戒する。どのように話の流れを持っていくか計算していた。


「『スペル・バインダー』通って良かったと思ってるだろ?」

「正直、微妙な気分ですけどね」

「属性の設定見て、ああ、お前だと思ったよ。普通なら光属性は正義、闇は悪とするんだけど、そうしてないだろう?」

「まあ、闇を嫌って欲しくはないなと、それだけ」

「どこか優しいんだよ。だからな、声を掛けた」

「……」

「ああ、それと『サテクラ』の計画書読んだ。裏の方のな」


 予想してたとはいえ、いきなりの攻撃に奥村は一瞬だけ渡部の目を見て、しまったなと感じで逸らした。渡部はそれを逃さなかった。この瞬間に渡部の勝ちが決まった。


「本気なのか?」

「……言えません」

「会社、潰す事になるかもしれんぞ」

「……」

「働いているやつの家族の事を考えてるのか」

「……」

「一つのゲーム会社よりゲーマーを選んだという事か」

「…そう、なるんですかね」


 奥村がそう諦めるように呟いた後、しばし沈黙が続いた。奥村は渡部の顔を見ず時間を潰すように煙草を吸い、渡部は焼酎のグラスをちびちびと口に運びながら悩んでいるような、考えているような仕草をした。テーブルの上の料理には2人とも手を出さなかった。渡部は考える。何人犠牲にするのだろうかと。奥村の計画は規模のでかさ故に会社のリソース全てを、言うなれば金と人材を全部持っていかれるだろう。そして成功するかというとそうではなく失敗する可能性が高い。一つの町をゲーム特化するという事は、その他の地域、つまり全国を捨てるという事だ。全国を捨てて収益モデルが成り立つはずは無い。


 渡部の脳には奥村の計画に対するネガティブ要素がどんどんと積み重なる。だが、脳のどこかで、奥村の企みが、ゲーム特化された都市がイメージとして見えて振り払えない。だから渡部は悩んでいた。渡部は奥村の方をちらりと見た。相変わらず自信なさ気な猫背の背中と景気が悪い顔で煙草を吸っている。灰皿はもう奥村が吸った煙草でいっぱいになっている。


 どうしてこいつはこんなにも自信が無いんだろうな、と思う。普通、規模が大きい計画を作る奴は人格に障害を持っている自信家だろうに、奥村はいつも生きているのが申し訳無いというような態度を取る。最初に出会った時もそうだったが、今、話していても、暗い。まるで許されない罪を背負っているようだ。


 前、奥村が言った“一人ぼっち”という言葉が引っかかる。奥村は本当に一人ぼっちなのかもしれない。大人になっても一人ぼっちであるという感覚は辛い。辛いから誰しもが友人や生涯の伴侶を見つける。だが奥村の場合は…と、渡部は自分が奥村だったらと考え、自分には耐えられないだろうと思った。妻がいて、子供もいる自分には、奥村が抱える孤独は逃げ出したくなるほど辛い。ずっと一人ぼっちなのか。一人ぼっちの孤独を忘れさせるゲームを作っているのに孤独なのか。ここまで渡部は考え、ああ、もう俺はダメだと、思った。一人ぼっちは辛いだけだ。だから。なあ。


「俺も混ぜろ」

「!?」

「お前一人じゃ無理だ。俺が必要になる。そのかわり『スペル・バインダー』手伝え、いいな?」


 奥村はしばし迷ったが、返事として、芋焼酎もう一杯いいですか、と、苦笑のような微笑み混じりで答えた。あーあ。言っちゃった。と渡部は脳内で愚痴りながらも、心の中のもやもやはすっかりと取れていた。それからはバカな話しかしていない。渡部は久しぶりに、本当に久しぶりに酒に酔った。

 

 2人で泥酔し、店から外に出て空を見上げた。なんて綺麗な夜なんだろう。ずっと誇れるものが作りたかった。作ってきたはずなのにそれは誇りではなかった。いじめられてる娘の顔を、悲しさと悔しさと諦めが入った顔を見たときに俺は何を作っていたのだろうと会社を辞めたくなった。でも、そうしなかったのは娘と同じような瞳の奥村がいたからだった。会社を辞めれば娘からもゲームからも逃げる事になる。なんて綺麗な夜なんだろう。心に足りなかったパズルのピースがはまったような感じだ。俺とお前なら、できる。できるはずだ。一人ぼっちじゃないんだ。



scene:11


 2040年。


『スペル・バインダー』アプリケーション、それは最初から『ブラインダー』にインストールされている。何故だろうか、彼女には、そのゲーム・アプリケーションが自分を呼んでいる気がした。


 指が映像に触れるとパスとなIDダウンロードが開始された。新規データダウンロードも含まれている。


 桜の、幻影。『ブラインダー』が見せる映像だから文字通りの幻影である。夜を思わせる悲しいトーンのピアノソナタが聞こえる。ゆっくりとした、マイナーコードの曲だろうか。影絵のような日傘を持った女性のシルエット。ダウンロードが100%に近づくにつれ、その影絵ははっきりと黒くなる。その女性のシルエットは少しだけ顔をこちらに向けていて、100%で、にやり、と口元を笑みにする。それは一瞬だけだったので、彼女は戦慄のような、殺意を向けられ体がビクッと反応するような感覚を覚えた。



 上品なフォントで『Spell Binder』と表示される。



「はじめまして、まだ名も無きプレイヤーさん。このゲームをご存知でしょうか」


 彼女は何も知らないのでNOを選択する。


「それでは5分間、この映像をご覧になってください。お時間やご都合の方は大丈夫でしょうか?」


 5分間だけならとYESを選択する。


 オープニングデモンストレーションとして説明もなしに『スペル・バインダー』の戦闘シーンが始まる。繰り出される魔法の数々。プレイヤーによって使う魔法が違うのも興味深かったが、一番目を惹いたのが炎の魔法だった。仮想空間なので半径300mぐらいのスペースが一気に火の海になり、彼女の瞳に真紅の炎が映り込む。まるでその炎が瞳に宿ったようだった。



scene:12


 次の日、奥村は出社してから『ラインブレイカー』スタッフに一時抜ける事を伝えた。正式な辞令は数日後になるが。『ラインブレイカー』は新ネタのアップロード、PS4版の開発だけなので奥村無しでも動けるぐらいにはなっていた。そしてTCG企画へとに移る代わりに現在計画している『サテライトクラスタ』に渡部が加わる事を伝えた。奥村のチームは『サテクラ』の本当の計画、つまりゲームによる都市の占拠計画を知っているが、実現は無理だろうと誰もが考えていたところに渡部の名が出てきたので、皆の反応を分かりやすく書くと、マジすか、という感じだった。


 それでTCGの方で奥村と渡部が組むという。これはブルーフォレスト社内ぐらいしか感覚が分からないだろうが、ありえない組み合わせだった。通常ゲームクリエイトする人間は一人の方が良いとされる。二人以上なら何らかの衝突が起こる。そしてその衝突はスケジュールを圧迫し、プログラマーが倒れるか逃げるかし、発売日が伸び、その分の人件費などのコストもかかってしまう。それが常識であったのだが、2人が組むということに皆何となく納得していた。奥村が問題児なので渡部が引き取ってくれたのだな、と。


 話を戻すと『サテクラ』こと『サテライトクラスタ』はぶっ飛んだ計画が故に絶対に通らない企画であり、故に偽の企画書を提出している。渡部と言う人間は飄々としていて、それでいて企画を通すのが格段に、詐欺師のように上手い。上との関係を持っていて、上からも渡部に対する信望は厚く、交渉には向いている。


 もう一度書くが『サテライトクラスタ』はそのぶっ飛んだ計画が故に絶対に通らない企画であり、どうしようかと話していた所で渡部の参入は企画を通す一本の光の道になってくれる。スタッフにとっては奇跡というべき人間だった。『ライブレ』の続きをやれるのかという安堵も含まれる。


 そしてTCG開発ルームに奥村は席を移した。


 新しく作った部署なので部屋は小さい。新人の頃を思い出す。さて、どうしたものかな、と、先ずは研究から始めようと思った。インターネットやRPGや映画などで様々な現象を書き出し分析する。キッツイな、と奥村は思った。そこに渡部がやってきて、一応新人だからとTCGスタッフに挨拶をさせた。ときどきコイツ居なくなるけど屋上でサボってるように見えて考え事してるから許してやってくれ、という言葉つきで。まあ、ありがたいが、余計だろうとも思った。


 メンバーは渡部と奥村含めて6人。電源ゲームのように売れる保障が無いのでスタッフは少ない方が良い。人件費というのが掛かるからだ。足りなければ入れればいい。渡部と奥村が組んでいるという事で誘ってくれと参加希望者も居たのだが、とりあえずは6人という少ないメンバーで動く事にした。そのままミーティングが始まり、奥村が最初に言ったのは、売れると思わないでほしい、というゲーム屋にあるまじき言葉で、これには渡部もズコーと驚いて「こいつがこういうのはだな、──」とフォローした。最初の仕事はTCG業界がどうなっているのかという正確な認識を持つ事、とした。出版サイド、プレイヤーサイド。何か気付いたらメモをする。それを集積させ、分析、解を出す。一週間もすれば現状が見えてくるだろう。そこから基礎となるゲームシステムを作り上げ、書籍を作る。


 生贄だな、と奥村は思う。売れるはずがないTCGを売れると騙すのは気が重い。


 奥村は携帯を開き守口本人へ電話を入れようかと思ったが、会社経由の方が信憑性があるだろうと会社の電話を使い、『ラインブレイカー』関係の本を出版しているインターブレイン社、そこに勤めている守口に電話を掛けた。


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