第6話 美少女、高田ミキ、一年生

 わたしは美少女の手を引っ張って保健室に到着した。そして、保健室のマユミ先生にさっきのことを話した。ちなみに美少女は高田ミキ、一年生だそうだ。

「高田さん? どうしてそんなことを小山さんに言ったの? 先生に教えて?」

 けれども、高田ミキは教えてくれない。わたしは保健室に高田ミキを連れてこれたことを安心に思う。

「高田さん? どうして? 教えて?」

 やっぱり高田ミキは教えてくれない。

「わたしとどうしてそんなことをしたかったの?」

 すると、高田ミキは顔が真っ赤になる。

 ん? どうして?

「ははーん、さては、高田ミキさんは小山ユキさんのことを?」

 マユミ先生はそう言った。

 え? どういうわけだ?

 高田ミキは顔が真っ赤のままである。

 え? なんの話?

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