第2話 保健室で勉強

 わたしはバカではない。勉強をやろうと思えば出来るのだ。でも、授業をしているクラスの空気が苦手である。だから、保健室で勉強をしているわたし。

 静かな保健室は集中力を高めてくれる。それにマユミ先生が居てくれている。わたしにとって最高の環境だ。

 マユミ先生は勉強をいろいろ教えてくれる。わたしのわからないところがあれば何気なくに答えを教えてくれる。

 保健室で勉強を終えて、わたしはマユミ先生とキスがしたくなる。

 マユミ先生は笑顔でわたしを見つめている。その唇は甘い甘い果実のようだ。わたしはマユミ先生に甘えてみる。

「ふふ、ユキさんは子猫にでもなったかしら」

「先生、キスしたい」

 マユミ先生はイタズラっぽく微笑んでわたしを見ている。

 せっかく勉強を頑張ったわたしはご褒美がほしい。それにマユミ先生はまたわたしとキスを重ねる。甘い甘い果実のような。

 わたしとマユミ先生は保健室で二人きりのキスを続けた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る