第167話・過剰戦力
魂を失い暴走した魔王なのだが、まあ、勝負は一瞬でついた。
俺が適当に怠惰にして、修羅に俺の眷属達でフルボッコにして、弱った所を真希と俺が協力して結界を張る。
以上
終わり。
まあ、それはそうだという話だ。
だって、今この場には俺と真希と修羅という魔王よりも強い天魔が揃ってるんだから。
負けるわけがないよね。
何なら魔王が可哀想になるくらいあっけなく勝負はついた。
一応肉体だけとなり暴走した魔王の能力でいえば、かなり高いだろうし、戦闘型天魔が複数人で襲い掛からないと倒せないレベルの化け物なんだろうけどね。
こっちの戦力は天魔12人と天魔に匹敵する人1人。
まあ、うん。負けようがないし、数の暴力というか俺と修羅と真希の暴力で勝負はつくよなって当たり前の話だ。
結局、特に誰も怪我もせずに数分で勝負は終わった。
「「グレン君お疲れ様」」
「そっちこそって、まあ別にほとんど何もしてないけどな?で?これからどうする?」
「「そうだね。魔王は【読書の天魔】に渡すとして、う~ん?この魔王城はグレン君の好きにしていいよ。別にいらないし」」
「いや、俺もいらないよ。面倒くさい」
「神様。では私が代わりに管理の方をさせていただきます」
「いいのか?セリカ」
「はい。全ては神様の為に」
「お、おう、そうか。因みにどう管理するの?」
「聖教国の手で悪しき魔王は討伐した、戦利品として魔王城を手に入れ、偉大なる神様の力により、魔族や魔物は改心したという形で私の力で魔族と魔物を洗脳させて、魔王城は観光用にその他、魔王が用意してくれた肥沃な大地もありますし、城下町一帯を大規模農業地として活用しようと考えております」
「なるほどね。それなら食料自給率も大幅に上がって、他国に輸出出来るようになるし、上手くやれば食料の生産全てを握って他国を自由自在に操るということも出来そうだな。頑張れよセリカ」
「かしこまりました。この命に代えても」
「いや、別にそこまではしなくていいよ。セリカの命の方が大事だから」
「ありがとうございます。神様」
「という訳だから、真希、ここはうちのセリカが有効活用するって」
「「うん。分かった。じゃあ、私はもう行くね。バイバイ」」
「ハイネハイネ。私も行くである」
真希と【道化師の天魔】は何処かに転移した。
「じゃあ。俺達も戻るか。父上と姉上は・・・まあ、勝手にどうにかするやろ」
「そうですね。グレン様。じゃあ城に帰りますか」
「そうだな。取り敢えずセリカとその他二人は聖教国まで送るから俺の元に来い」
「かしこまりました。神様」
サクッとセリカ以下2名を聖教国に送り、魔王城に戻る。
「じゃあ。今度こそ帰るか」
「「「「はい(なの)」」」」
眷属の皆と手を繋ぐお城に帰るのだった。
――――――――――――――――
え?短い?
ごめんなさい。
え?魔王あっけなくやられ過ぎじゃね?つか何か忘れてね?
魔王は外伝をするんでそこで補足説明を・・・
忘れてる?・・・あ、【破壊の天魔】って・・・まあはい。そこはご愛嬌と言うことで。
え?最近作者がユニオンアリーナの転生したらスライムだった件のボックスを8個も買って爆死して発狂してスランプになった?
いや知らんがな。
え?修羅君・・・は、まあ次回ということでね。はい。
以上
補足説明終わり。
気が向いたら小説を書いて来ます。
面白いと思って頂ければ星やハートを入れていただけると作者のモチベーションが非常に上がります。
以上。
完璧な蛇足でした。
ごめんなさい。
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