第14話 日本語が通じないクライアント②

日本語が通じないクライアント、第2弾です。

・・・・2弾どころじゃないのですけれどもね、実際。

それはもう、数えきれないくらい(^^;

とりあえず、これは直近の出来事。


もちろん、今回のクライアントも、外国の方ではありませんよ?

母国語が日本語の、日本人です。

まぁ、直接のクライアントではないのですけれどもね、厳密には。

我々に業務を発注している部門の方では無いので。

でも、J会社の社員には、変わりません。

・・・・頭は、良くていらっしゃるはず、なのですけれどもねぇ・・・・



ある日。

J会社社員が出向している、出向先の会社から、我らの所へ電話が入りました。

聞けば、我らが発行している請求書の内容について、確認したいことがあるとのこと。

我らは、J会社のとある部門が作成したデータを元に請求書を発行する業務を請け負っているだけですので、内容について照会を受けたところで、回答はできません。

そこで、電話を受けた社員が、内容を聞き取って、担当のJ会社の部門へこうメールでお伝えしたのです。


『○○会社の●●さんから、出向社員の出向料の請求書について照会のお電話をいただきました。にご連絡をいただきたいとのことですので、折り返しのお電話をしていただけますようお願いします。電話番号は、xxx-xxxx-xxxxです。』


ところが。

に、J会社の担当部門から、次のように返信がありました。


『データは直しました。ご連絡をお願いします』


・・・・えーと?


メールを受信した、我々請求書発行担当は、一瞬固まりました。

そして、お互いに目を合わせました。

次に発した言葉は。


「この人、日本語分からないのかな?」


丁寧な言葉で書きはしたものの、我々としては『そっちから先方へ、20日の14時までに連絡しろよ』という内容を伝えた訳ですよ。

それに対して、対応したかどうかも書かれていないし、我々から一体何を先方に連絡しろというのか。


多少イラっとして、今度は私から、J会社の担当へこう返信した訳です。


『私たちはそちらで作成したデータを元に請求書を発行するのみです。こちらから先方へ何を連絡すればよろしいのでしょうか。また、貴方から先方へはご連絡いただいているのでしょうか。』


このメールに対する返信は、、以下です。


『こちらから連絡する必要があったということでしょうか?よく分かっておらず申し訳ありません。』


私と担当は、再び顔を見合わせてしまいました。


・・・・あの文面で、連絡する必要が有るのか無いのか、どうして分からないのだろうと。

もう面倒なので、


『貴方で他部署と連携のうえ、何らかのご連絡を先方へしていただいているのであれば、以降の連絡は不要と考えますが、判断は貴方にてお願いします。』


と、一旦この件をクローズしました。

だって、こちらではもう、何もすることができないのですから。


ところが。


翌日、先方の会社から再び、我らのところへ電話が入ったのですよ。


『ご連絡をお待ちしているのですが、どうなっているのですか?』と。


あいつら、なんも連絡してねーんじゃんっ!

一体どんな対応してんだよっ!

先方は、お前らにとって大事な取引先なんじゃねぇのかっ?!


本当にもう頭にきて、


『○○会社の●●さんから、連絡が無いと再びお電話を頂きました。貴方から○○会社の●●さんに連絡をしてください』


と、ストレートに連絡しました。

また、『こちらからの連絡が必要かどうかわからなかった』とか、意味の分からない言い訳をされるのも面倒だったので。

さすがにこの後は、すぐに連絡をしたようですけどね。



こんなの、実は日常茶飯事なのですよ。

一体どうなっているんでしょうねぇ?J会社は。

社外との連絡もこんな状態なので、社内の連絡なんてもう、それはひどい有様で・・・・


照会先を間違えて、我らの所へ照会される方、日々いらっしゃるのですが。

担当部署の方に対応を依頼しても、何の対応もせず。

結局、また我らのところに同じ照会が入るのです。

あの件、ご回答いただけていないのですが、と。

うちの他の担当者がメールを転送しているのを知っていたので、頭にきて


『本件、もう5回も同じ照会をいただいています。回答に時間がかかるのでしたら、照会された方へ担当の方からその旨ご連絡をしていただけますか』


と、メールをし、クライアントへ提出する『報告書』でもチクってやりました。


だってさぁ。

照会してきた人だって、回答待っているのだよ?

うちの担当だって、同じメール何度も受信している訳ですよ。そのたびにメール転送して。

どんだけ人に迷惑かけてんの?

そういう意識が、皆無な訳?!

それとも、下請けの奴にどんだけ迷惑かけたって平気~とか、そういうタイプ?

表面では【大事な仲間】とかホザいているくせに。

・・・・まぁ、【仲間】なんて、こっちから願い下げですが。


ていうか。

こんなの、社会人として常識じゃないのかな・・・・"(-""-)"



そんな訳で。

純粋な【業務(作業)上のストレス】というよりは、こういった、なんでしょうね?人間関係?的なストレスが圧倒的に多いような気がします。

わたしが今いる部署って。

業務方針が異なって、討論するとか。

そんな話とは次元が違うというか、あまりに低レベルで・・・・


失礼ながらわたし、なんだか中身小学生の人と一緒に仕事をしているような気になります、時々・・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る