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  • 編集済

    「漫画やアニメになったら売れる隠れた名作」企画からやってまいりました。

    素晴らしい分析だと思います!

    「さらには一部の関係者が、「やさしい文章」と「若者風の口語体」を履き違えたことにも質を下げた原因があると思われます」
    「大半は、たまたま編集者の個人的な趣味に合ったものや、偏った評価によって選出された凡作揃い。あるいは小説とは関係のない分野で名を売った著名人が書いたものや、出版業界OBやOGがコネを利用しただけなど、そんな程度です。同じ販売ルートにのせれば、同等以上の結果を出せる埋もれた作品は山ほどあるでしょう」

    まったくその通りだと思います。

    ただ個人的には、「文章力が映像や漫画を凌駕する」ことを目標にして、細々と執筆活動しています。

    ゲームに例えれば、グラフィックがしょぼい昔のゲームの中にも、想像力を刺激するような名作がたくさんあった・・・そんなイメージでしょうか。CGの進歩により、ゲームの映像の美しさは格段に高まったものの、逆にプレイヤーの想像力を必要としなくなってしまったように思います。

    私見失礼いたしました、これからも頑張ってください!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。私も小説を投稿し始めた頃はそんな志を強く持っておりました。
    でも、サイト上で人気の作品や書籍化された作品をみていると、文章にこだわることが何だか無意味に思えてしまって……。
    しかしそれでもやはり、小説書きが文章の腕を磨くことは必要。そういう思いは今も捨てきれずにいます。
    淡路こじゅ様も、その気持ちを大切になさってください。仮にこのさきアニメや漫画の原作として生き残るしかないとしても、仮に生成AIの力を借りるしかないとしても、やはり元となる作品を創作する上での文章力は必要なはずですから。

  • 初めまして。悩み歩いていたら、ここまでたどり着きました。

    こうして見ると、狭い世界なんだなぁと感じています。一握りの存在を目指しているけれど、仮になれたとしてもその先が読めないから、姿を消してしまう可能性もありますよね……

    最近出版されている小説は、長文タイトルとか無双系とかが多いのを見て、どうしても悔しい気持ちになってしまいます。物凄く失礼な事を言ってしまうと「ありきたりだな……」とか思ってしまう。

    しかし拝読させていただき、出版が全てではないのだと、考え直す事が出来ました。自分の小説は、作者である自分が一番愛していかなければいけない……こんな簡単な話に、気が付かなかった自分が愚かです。

    評価の数じゃなくて、一人でも応援者がいるだけで、その小説は充分に価値ある存在になりますね。

    長々と失礼しました、元気出ました! これからも頑張っていきます!

    作者からの返信

    初めまして。コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、出版が全てではないと私も思います。
    投稿サイト上で評価されなくても、漫画やアニメなどのメジャーな媒体でなら売れる可能性もあるはずです。なぜなら投稿サイト上で人気の作品の多くは、コミカライズやアニメ化しても不人気のものばかりだから。
    ようするにサイト上の評価はあてにならないわけで、それで気落ちする必要はないのだと思います。
    生成AIの進歩によっていつか我々の小説が別の媒体になり、真っ当な評価の場で試される日が来ることを祈りましょう。

  • 初めまして。
    私は幼い頃からデンマークへ移住しましたが、日本の全メディアの質が下がってきているとつくづく感じています。オタク文化が世間に認められ、あらゆる世代が小説を投稿できる今の時代、ずば抜けた才能が埋もれてしまうのは必然なのでしょう。

    私も前はアニメ化を目指していましたが、今の現状、アニメの技術は失われつつあります。もうアニメなんて作れないのが現実であり現代。それは小説にも、マンガにも言えることかもしれません。

    今はもうアニメ化は諦めました。別にいりません。むしろ、自分の想像/イメージこそが最高のアニメだと思います。しかし藍豆様の意見を読むと、一般層の読解力すら低下しているとのこと。日本はもう、終末です。

    私の執筆スタイルは、アニメをそのまま文章にすること。言葉だけでワンカットやシーンを想像できるよう心がけています。それがいつか報われることを願っていますが、時の流れは全く読めませんね。

    もう一度、DAIKONのようなブレイクスルーが起きるのを願ってます。未来の日本アニメ文化のために。

    作者からの返信

    初めまして。コメントありがとうございます。

    アニメや漫画は小説に比べるとメジャーな媒体ですので、アニメ化を視野に執筆をされてきた感覚は素晴らしいと思います。

    ただ、おっしゃる通り最近の日本はアニメの質も落ちているように感じます。それは技術ではなく、内容に関すること。

    アニメ化してもあまり意味のない作品が増えたように感じます。このままだと小説の二の舞となり、海外の作品に太刀打ちできなくなるのではと危惧しております。

    ようするに、小手先ばかりで心のないクリエーターが増えたのかもしれません。少しでも改善することを祈りたいです。

  • 初めまして、企画からお邪魔させて頂きました!

    大変興味深い内容のエッセイで、なるほど、と納得してしまいました。
    文章も的確で、雑誌のコラムを読んでいるような感覚でとても読みやすかったです。現在の出版界隈に関する考察や、将来的なラノベの動向など、ふむふむ、と読ませて頂きました。

    私自身、読書は好きなのですが、実はこれまで紙ベースの本しか読んでいなくて。
    カクヨムの存在すら去年初めて知ったばかりの初心者なので、ネット小説というものがどういうものか、いまいち分かっていないのです。そもそも、ラノベを読んだことが無いと言うのは、ネット小説界隈には致命的なミスマッチなのかも。

    ランキング上位作品を見ると、私は主流とはかけ離れているんだろうなーと哀愁が漂うばかりだったので、なんだか励まされました^^

    今回は、素敵な企画を立ち上げて下さり、ありがとうございました。
    私はかなり過疎地帯を放浪していそうですが、趣味嗜好の合う方と出会えたらいいなあと思っています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。そのような感想をお持ちいただけて、こちらこそ励まされました。
    企画の参加数を見る限り、投稿サイトにも愛崎様と同じ作風や感性の書き手はいると思います。ぜひ、こういった企画をきっかけに交流の幅をお広げになってください。
    マイナーな環境での評価に満足する書き手は多いですが、それらの中で本当に世の中に通じる腕を持つ人はごく少数です。ほとんどは一部のファン層から受ける称賛のみに安堵し、小説家が持たねばならない技術を磨く努力から目を背けます。
    それに比べれば、たとえサイト内の評価が低くても、よりメジャーな環境での評価を意識して腕を磨き続けている方々は、可能性も技術も上といえるでしょう。
    ぜひ挫けることなく、同好の士と切磋琢磨しながら創作を続けてください。お互い頑張りましょう。

    編集済
  • アマノヤワラと申します。
    はじめまして!
    楽しい企画を考える方はどういうものを書くのだろう…と興味をいだき、遊びに来させて頂きました(*^^*)鋭い分析眼と優しい筆致のファンになりました。
    ライトノベルがマンガの原作に集約されていく、というご意見に賛同いたします。
    私は分析力がないのでうまく言えませんが、物書き業界に必要とされる能力が、マルチタレントな人気者と、本当に力のある縁の下の専門家とに集約されていくのかな?
    文章ヘタですみません…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。遊びに来ていただけて、本当に嬉しいです。
    「マルチタレントな人気者と実力のある専門家に集約」というご意見、ごもっともだと感じました。
    私が立ち上げる企画やエッセイに興味を持っていただける書き手の皆さまは、純文学とラノベの狭間で苦労されている方が多いみたいです。
    そういう書き手のほとんどは、文章力が比較的高く、作品のアイデアにも大勢に媚びない独自性があります。本来なら、エンターテイメント小説の担い手としては最もニーズにマッチした方々だと、個人的には思っております。
    そんな皆さまに光があたる日が来ることを祈りつつ、空いた時間を有効活用してカクヨムでの活動を細々と行っている次第でございます。

    編集済
  • 初めましてこんにちは。藍豆さんの企画が目に止まり、僭越ながら参加させていただきました。
    私自身、現在の流行りとは恐らく反対に位置する話を書いてはいますが、いずれはアニメ化したいという野望を持って臨んでいます。
    しかし現実はやはり厳しく、カクヨムより応募できるコンテストにも可能な限り参加はしておりますが、今日まで色良い返事はいただけておりません。
    もしかしたら見向きもされずに終わるやもしれませんが、最後まで諦めないなければ如何に逆行していようともいずれは形にできるのだと、そう胸を張れる日が来ると良いですね。本当に、そうだと良いなぁ……^q^;

    作者からの返信

    初めまして、黒一んさん。コメントと企画への参加ありがとうございます。
    実をいえば、私も黒一んさんと同じような立ち位置でして。流行に忖度しない作風で、外部の持ち込み型のコンテストを中心に活動しております。
    以前は投稿サイトに長編小説を掲載し、カクヨムコンなどにも積極的に参加していたのですが、マニア向けラノベしか相手にされないという現実を知ってからは外に活動の場を移しました。
    ときどき気分転換にカクヨムで企画を立ち上げたりエッセイを書いたりしていますが、それらは全て自分と似たような立場の書き手に向けたメッセージとなっております。
    せっかく仕上げた作品が無駄になるのは悲しいので、最近は別のペンネームでAmazon電子書籍の個人出版に挑戦したりもしています。まあ、全然売れませんけどね。結局のところ、いかに金をかけて宣伝するかに左右される世界だと思います。
    とにもかくにも、いつかは報われる日が来ることを信じてお互い頑張りましょう。

  • ライトノベルに属する小説だと、漫画に勝つのは難しいでしょうね。
    漫画だったら、情景の想像が不要なので、読むのが楽。
    これなら下らない物でも、絵さえ一定レベルがあれば、
    そこそこの読者は得る事が出来ます。でも小説はそうはいかない。

    ライトノベルが漫画に勝とうとすると、余程の執筆力がないと
    これからの時代は益々厳しい。典型的な異世界物なんかは
    廃れていくでしょうね。ワンパターンで飽きますから。
    そこで淘汰が起きて、良い作家が出て来るのを期待してたりします。

    カクヨムの小説も眼を通してはいますが、
    読みにくくてつまらないものが多すぎて、
    疲れてしまいます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    まったくの同感でございます。ラノベファンには賛同してもらえないでしょうが、小説というのは漫画が絵で表現するものを文字で表さなければなりません。したがって相応の文章力や表現力が必須なわけで、ラノベの多くはそれを満たしているとは言い難い。ゆえに小説というよりは、漫画やアニメの原作という位置付けが妥当だと思われます。
    そうなることで今の退廃的な流れを止め、小説本来の利点を活かした良作が注目される時代がきてほしい。そう願ってやみません。

  • 読者層の年代の遷移、よくわかります。
    個人的には、時代背景次第で、若年層の好む傾向も代わるかな、と思っています。
    学生さんの多い界隈で仕事をしていると、確実に空気が変わってきた実感があります。
    「叱らない」学校教育を受けた層が、親世代になって、今の学校は厳しいこと言うな~と感想を抱く場面を見聞きします。・・・端的に言って、打たれ弱い親御さん達だなあと思いました。
    今のハイティーンから二〇代前半は、少し硬質でも良いように思います。
    勉強になりました<(_ _)>

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    なるほど、時代によって若年層の傾向も変わるというご意見、もっともです。
    私が学生の頃、特に中学では先生から殴られたり、部活の指導で何時間も正座させられるのは当たり前でした。今はそういうのがほとんどないんでしょうね。
    言い方は悪いですが、ゆるい環境で育った世代がこの先の社会を背負っていくかと思うと、何とも頼りなく感じます。
    彼らの多くが努力や苦労を嫌うのも頷けます。だからテンプレラノベのようなものがもてはやされるんでしょうね。
    この先の世代で、そういうものが少しでも改善されることを祈るしかありませんね。

    編集済
  • なるほど。勉強になります。

    今はまだ書き始めたばかりで、カクヨムで楽しく書いてますが、公募にも挑戦しないといけないなと、本気で思い始めていたところでしたので、改めて気持ちを引き締めました。

    拝読させて頂き、ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。私の場合、数年前から持ち込み型の外部コンテストを中心に活動しています。
    募集要項や受賞作を見るとわかりますが、小説投稿サイトで開催されるコンテストとはかなり雰囲気が違います。文字数は大抵文庫一冊文で、完結済みのもの。ラノベのような文体は通用しない世界です。
    そういう意味では、投稿サイト向けに創作している人は、カクヨムコンのようなコンテストの方が応募しやすいのかもしれません。
    お読みくださった上に評価までいただき、本当にありがとうございました。