タイ在住です。
都会のバンコクなのでムスリムも多く、私の住んでる場所は特に集まっています。
もし、ここのムスリムとあなたのように信頼を得られた場合、多分彼らは同じように進めてくるかもしれません。
場所によっては違いますが、マレー、パキスタン、アフガン、イラン、のムスリムを見てきて感じるのは「無垢さ」。実生活のそれではなく心の?。
多くの国・地域では宗教は人々の心の基盤です。そういう場所こそ平和が保たれやすい。
大半の本物の宗教は、そしてそれを信じてる者達は、他の宗教を迫害しないもの、だということも外をふらついている期間に知りました。
彼らが築いている平和な地域社会をあなたにも築いてもらいたい、その底には魂から日々の行いが来る、生き方が来る、ということを知っているからだと。
私はどの宗教というのを持っていません。が、彼らの神(一部へんなのを除く)はいるんだろうな、と思っています。そして彼らの神をそれぞれ尊重する。
それでいいのではないか、と。
今までそれで敬虔な者達に否定されたことはありません。
とても良い経験でしたね。
彼らが外人に本音の部分で話しかけることはとても珍しいでしょう。
外人がほとんど来ない地域だったから起こり得たことだったのかも。
ただ、外人に慣れていない地域は危険なこともありますのでお気をつけて。
(私は男なので、特に外人が来たこと無いという地域、ルートを通っていました)
とても良い作品、ありがとうございました。
作者からの返信
ユニさん、読んでいただきありがとうございます。
バンコクにお住まいなのですね!
私はタイも大好きで、何度も行きました。
敬虔な信徒の方々が、平和を尊重し他宗教への寛容さを持ってらっしゃるのは、とても素晴らしいことですね。むしろ見習いたいものです。
シュクル達も、決して私を困らせるつもりはなかったと思います。私が旅行者だったから、急いで話すことになってしまったのかもしれません。
あと、やはり外国人慣れしていなかったのかもしれませんね。確かにオスマンにも、この近所ではあまり写真撮らない方がいいとかも言われたんですよね…。私もちょっとのんきだったと思います。出会った方が皆いい人でよかった…!
ユニさんも色々なところへ旅されたとのこと、羨ましいです!
読んでいただきありがとうございました♪
死後の時間の方がずっと長い。
この言葉にイスラムの方の心情を垣間見える事が出来ました。
だからイスラムの方の中には命を投げ売ってでも、自分の意志を貫く人が多いのですね。きっとそれがアッラーの思し召しだと信じて。
日本人同士でも育った環境が違えば考え方も思想も違うのに、遥か遠い国ともなれば、同じ思いを抱くのは難しいですね。
でも、四辻様が無事で良かった……!
作者からの返信
さくらさんありがとうございます!
平和なときには、人生をよく生きるための考え方だとは思うんですけどね…。
きっとカクヨムで流行ってる「転生して○○」も彼らには意味不明でしょうね(笑)
ほんと、軽率に自宅へ行って、私が無事で良かったです!若いって怖いですね…(汗)
前提条件が違うと相手と話がかみ合わないんですよね。宗教の違いというのはその最たる例かもしれません。国際ニュースとかを見るときに、勝手に異文化の相手のことを理解した気にならないように気をつけたいです。それにしてもシュクルさんたちが穏やかな方たちで良かったですね。
作者からの返信
本当に、全然前提条件が違うんだなあと思いました。「それぞれの神様を信じればいいよね」という感覚も通じなかったことで、自分が多神教&アニミズムの民だということを逆に実感してしまいました。
ほんとに、強引な勧誘ではなかったのでよかったです。シュクルとしては「君もいつかわかるよ」と寛容に構えてる感じにも思えましたが…。
読んでいただきありがとうございました!
とても素晴らしい体験をなさったのですね。素晴らしい。……もちろん、ちょっぴりほろ苦い思い出なのかも知れませんが。
【話せば分かる】というのが幻想なのだと、改めて思わされました。
基本スタンスが違えば、どうやっても食い違ってしまうのが人なのかもな、と。
だけども、僕らは価値観の違う人とも譲歩しあったり、出来なかったりを繰り返して互いを尊重せねばならないんですよね。
「信じる神は違っても、私たちは友達」この感じを忘れずにいたいと思います。
ステキな読み物をありがとうございました。
作者からの返信
「話せば分かる」が幻想、おっしゃる通りで…異文化コミュニケーションの難しさを心底感じました。
でも、お互いを尊重する気持ちが大事ですよね。
読んで下さりありがとうございました!
いい話をありがとうございました。