第24話 城を駆け上がれ!

「『墜とす超重力グラビティ・フォール』」


 魔王パワーで重力を操る。チン負け女騎士達はその場に倒れ伏す、レプゴブキングとその取り巻きを始末するまでここで無力化しておこう。


「あの騎士団を、こうも容易く……」

「ご安心を。加減はしてますので怪我は殆どしない筈です」

「…………」


 チン負け女騎士共がギャーギャーとなんかうるさい。ミーリアがいなければ1人1人お尻やおっぱいをお触りして黙らせてやるのに……運の良いチン負け共である。


 城に突入する、どうやら女騎士達は城の入口に集中していたらしく城の中で出会う敵は全てレプゴブであった。


 無論ただのレプゴブではない。ローブを着込んだレプゴブメイジ。法衣的な物を来たレプゴブプリースト。身長が二メートル近いレプゴブファイター。騎士みたいな鎧を着込んで剣と盾を持ったレプゴブナイト、そんな呼び名で呼ばれてそうなレプゴブ共がゾロゾロと現れたのだ。


 まあ俺はブサメンでも魔王、全部瞬殺だけどな現れては俺の魔王パワーで消し飛ばされるレプゴブ共。なんか哀れである。


 俺は女は生かすがレプゴブは殺す。だってレプゴブ共を生かす理由が思い浮かばないからな、俺の無双っぷりを見てミーリアも目の色を変える。きっとチョロインらしく俺の活躍にキュンキュンしてるに違いないな。


「侵入者だ!殺せ殺せーーー!」


「うるさいですよ。魔王パンチ!」


「プギョボォッ!?」


 なんか高そうな服を来たレプゴブを殴り飛ばした。金持ちって視界に入るだけでムカつく的な感じですな。


 城の上層に向かう階段を駆け上がる、ミーリアがついてこれる速度での移動しているが流石に走ってばかりだと彼女が息切れしてしまうか?。


「ミーリア王女、体力に余裕はありますか」

「問題ありません。これでも戦闘訓練は父上と母上に教わり鍛練して来ましたから!」


 本当に?っと思っていると廊下の角から1匹のレプゴブが現れた。白くて高そうな鎧を着込んだホーリーナイトレプゴブみたいなヤツだ。


 向こうがこちらに気づく!。


「なっ!?ミーリア!貴様何故ここ──」

「はぁあっ!」


 ホーリーナイトレプゴブの喉を一閃、流石は武闘派王女だな。強い事は良いことだ、ハーレム要員としての点数プラス10点だな。


「ガッ!グゥアウヅ!……まっまさか。自らが生んだ子をその手で……」

「黙りなさい。みにくき悪鬼……お前など存在するべきではないのです」


「……………」


 マジか、まさかしゅっさ………マイナス20点!(個人の意見です)。



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