第20話 敗北により支配されし者
俺の言葉に、グリフさんもカレナもミーリアも目を見開く。
「ゼッゼオンさん?そのチン負けとは一体」
「聞かなくてよろしい、ゼオンよ。まさかまたあの変な癖が出たのか?」
「あの妙な言葉を解説する悪癖がな、このアラフォーがよぉ」
「アラフォーはあまり関係ない!」
しかし求められていなくても俺はチン負けについて説明する。
チン負け、それはファンタジーなエロマンガとかによくある魔法で操ってとか普通の現代ではやたらと都合の良い催眠能力とかでヒロインを堕とすのではない。
もっとストレートに、パコってパコってパコリまくっただけで女が堕とされた事を言う!要は我らのイッチモツに負けてしまい女子がメロメロになってしまう事だ。
いわゆる調教完了、完堕ちとおなじである。これの恐ろしいところは魔法も催眠も使ってないから正気に戻すとか出来ないところだ、何故なら基本的に今の彼女達は正気ではあるからだ。
チン負けなんて本当にあるの?っと聞かれたら、俺はリアルならあり得ないフィクションだよっと答える。しかし暴力夫と夫婦関係を続ける奥さんがいるように、いつだって事実は小説よりも奇なり。
もしかしたら貴方の隣の女性はチン負け女子かも知れませんよ?。
そんな事をひっそりと心の片隅で考えてしまうブサメン魔王なのでした。
「なのでしたじゃねぇよ!長ぇよ!下ネタの説明が!」
「まだだ……まだ終わらん!」
そもそもここはファンタジーが蔓延る異世界だ、ならばチン負け女子というスーパーチョロインの亜種がいたとしても何ら不思議ではない。
ゴブリンでも女性をチン負かす事が出来る。これはこの世界のあまねくブサメンにある種の光明となり得るのではないだろうか?俺も可愛いあの娘や綺麗なあの娘とパッコンパッ婚したい。
おっと後半はもちろん俺の心の中の声だ、口になんて出してないんだぜ。
「ミーリア王女、残念ながらあの2人は自らの意思でレプゴブ達の元に……」
「そんな……ウソです!2人ともウソだと言って!」
「姉上も直ぐに分かるよ。カイゼル様達の偉大さが………支配される事を素晴らしさがね!」
「この国はもう、カイゼル様の物になったの!」
レプゴブキングのイッチモツによって引き裂かれた姉妹の絆。次回なんやかんやで皆俺の物!…………に、続くと良いのになぁ~~。
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