第6話 転機は訪れ気付かなければ去って行く



先日も職場で怒鳴られてしまいました。

理不尽な怒りを受けると魂に輝きがなくなりますね。


嫌ですね。


過日に公開した教育の難しさは

実は教える側だった昔の自分と

教わる側の今の自分との比較だったのですね。


アラゴンの詩集の中にある言葉を思い出します

教えとは希望を胸に抱く事

学ぶとは誠を胸に刻む事。


でも

もう終わりです。

辞めます。


昔はどんな事があってもやり遂げる気力がありましたが

それは目指す夢があったからなのでしょうね。


夢を成し遂げ

新しい世界に飛び込もうとしましたが

なかなかうまくいきませんね。


多分

其処には目指す夢は無く

ただただ生活の為でしかない

そんな所で怒鳴られてまでの仕事

やりたく無い

それが正直な気持ちだと思います。


夢や希望があれば歯を食いしばってでも頑張れますが

ただ働いて生活を支えるためだけの仕事って挫けそうになる時ありますよね。


勿論

生活のために働く

それは尊い事だと思います。


でも

嫌な思いまでしてとなると

其処には目指す夢や

其処から離れられる希望などが欲しいですもの。


生涯の夢と思っていた事業に達成することができましたが

あの時は苦しかったね

って笑いながら思い出せます

昔のことです。


今は今の職場からの転職を目指しています

それも旅立ちです

共に苦しんできた仲間を置いて行くのは心残りではありますが

これも旅立つ時のいつもの思いです。


其処から離れられるとなると

嫌な思いもさほど辛くありません。


人間って加減が大切ですね。


人はパンのみの為に生きるにあらず

と言う言葉がありますが

今の場合にも当てはまるでしょうか?


無理をしてでもやり遂げたいことっていっぱいあると思います

ただし、其処には希望や夢はなかったか?

と問いかける自分がいます。


好きなことをして生きていく

それは好きなことだけをして生きていくのではなく

好きなことをする為に生きていく

若しくは好きなことをして生活の糧を得る事ができる

そんなところではないのかと自問自答。


嫌だと思えば

其処から離れないと心の灯火が消え入りそうになる時もある

其処までして留まるべき場所であるのかどうかを自分に聞けば良い。


そう思い熟考、決断と行動は素早く。

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