第5話 食べる物に捨てる物など無い!2
先日、北海道に住む娘から雪景色の画像が送られて来ました。
昔、スキーをやっていた頃は
よく夏スキーに立山へ行ってました
雷鳥沢の麓では大学のスキー部の学生さんで賑わってましたね。
私は学生さん達で賑わうゲレンデを越えて
雷鳥沢の麓から剣御前の山小屋を目指して登坂し
ゆっくりと雪の沢を二枚の板と二本のストックで滑降し
夕刻までに目指す宿に帰ります。
なんて素晴らしい一人きりのゲレンデ!
北国、そして東北の山々は未だ高く雪が積もっていることでしょう。
と言うことで!
小鳥達が囀る山の麓は暖かく
運動すると汗をかいてしまう季節ですね。
そんなある日の事
神棚を整理していると
御供物の中にフルーツの缶詰が出て来ました。
1年も経っているわけではありませんが
埃をかぶっているので食べてしまうことにしました。
さて
どうやってこの食材を楽しもうか?
そうだ!閃いた!
まだ早いけどかき氷にしよう!
私はスーパーに行ってバニラアイスお得用1リットルサイズを買い求め
家に帰ると早速
氷を削り始めます。
大きめのガラスの器に荒く削った氷を置いて
普通なら練乳でもかけるのでしょう。
私はその上にかき氷よりも多く
たっぷりとバニラアイスを乗せます
その上に缶詰のフルーツを全て載せます
でもって缶に残ったシロップをほんの少しだけ
バニラアイスを掻い潜るようにして
底にある氷に流し込みます。
おおー
素晴らしき雪景色ではないか!
白いバニラアイスの雪の上を色とりどりの動物達が駆け回り
器の底には渓谷を流れる甘い川。
これぞ織風風かき氷です。
それでは皆様、召し上がれー!
てか、体の芯から冷えてしまいました・・・。
ところでまた昔話なのですが
一人暮らしをしていた時のお話です。
夏の暑い時に友人が訪ねてきて
「なんか飲み物をくれ」
と言うので
「ミックスフルーツの缶詰の残り汁とパイナップルの缶詰の残り汁、どっちにする?」
その後
二人で仲良くたっぷりと氷を入れたグラスで
パイナップルの缶詰の残り汁を飲みました。
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