第3話 ハッピー バースデー トゥ ?
誕生日おめでとう
最近のことです
その日に何か書こうと思ったのですが
そんなことをすると織風のファン達(居ないわ!)
からのお祝いの言葉が何万通も送られて来て(一通でも来たら凄いわな)
対応に苦労する事になるので(アホです)
その日に公表するのは止めました(妥当な考えです)。
その日は仕事から帰ってきて
独り晩御飯を食べようとキッチンに向かうと
なんと、ショートケーキが置かれているではありませんか!
メッセージカードには
お父さんお誕生日おめでとう
あかんわな
こんなサプライズあかんわな
泣くわな・・・。
涙を堪えつつも
そういえば娘の誕生日に使った蝋燭があったわな?
探してみると
あははー、1本発見。
よし
と思いショートケーキに一本の蝋燭を立てて火を灯す
何年も前の娘の誕生日も思い出しながら
電灯を消して暗くした独りぼっちの部屋で
涙を堪えて一本の蝋燭の前で両手を合わす
そしてハッピー・バースデイ・トゥ・ミー
と独り歌を口ずさむつもりが
出て来た言葉は、
「南無阿弥陀仏」
・・・。
これ、チーン、やんか。
召されてもうてめっちゃめでた過ぎるやん!
私の生まれた日・・・。
お迎えが来る日・・・。
また、来年、お会いできたならお会いしましょう・・・。
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