第1話 門出

 群青学園、カグツチ国きっての士官学校。国の上層部の子息や特別能力の高い学生のみが入学を許可される超名門。

 俺自身さして勉強が得意というわけでは無いが、一応豪族の血筋なのと親から貰った唯一の遺産ともいえる剣術の実力が評価されて入学出来た。

そう、別に目立つような人間ではない。せいぜい平均から逸脱するかしないか程度のモブだ。

 それに評価されたという剣術も試験用に渡された竹刀が普段使っているものよりも比べられないほど短いせいで無駄に武器を振るう醜態をさらすほどだ。振るう角度と速度が良かった程度で特出したものではない。全くもって確認する価値の無い学生、それが俺だ。

 だが、俺と同じ新入生、いや下手すれば先輩方の視線すらも俺は一身に浴びていた。


「……恨むぞリュカ」


 理由は分かっていた。背中に添えてある大太刀と呼ぶことすら間違いだと断じる事が出来てしまう程巨大な刀。そうあの鬼が俺の家に訪れた時に同じように背中にかけていたあの刀である。

 彼が言うには自分は剣士ではないから俺が持つべきだと提言そのものは真っ当な物だった。

 だが一つ問題があった、大きすぎるのだ。俺自身年齢にしては背が高い方ではあるがそれでもリュカに比べる頭一つ小さい、結果ただでさえ悪目立ちする刀は比較対象が縮小したおかげでさらに間抜けな光景を作り出していた。

 おかげで抜くこともままならない。


「抜けもしない刀を持ってくる意味は無いな」


 政府の高官子息が通学する学校であるため護身として武器の携帯が認められているが、それにしたって保持者の背を越す程巨大な刃を持つ人間などいるはずもない。

 有り体に言ってしまえば俺は悪目立ちしていた。友人の一人でもいれば心細さも解消されるだろうが、期待はできない。


「おいあの大太刀って」


「バカ目を合わせるな、あの島の連中だぞ。気が狂ってるに決まってる」


「イカレというよりかは間抜けだろう。使えるのかアレ」


 元々家の名前が決して良い意味で有名では無かった俺は昔から友人はほぼいない。

競争の激しい学校で孤立無援というのは精神的には勿論、実利的にも大問題と言って過言ではない。果たしてそんなのを相手にする常識知らずはいるのだろうか。

 さっきから陰口を叩く連中を見ると、あまり期待できそうにない。

 居る訳が無い。頭ではわかっていても一縷の望みをかけて(自らと同じ間抜けの烙印を押されているであろう)いるかどうかも分からない今世紀最大の天然記念物を探した。


 ……いちゃったよ。


 なにせ目立つ人間を探していたのだから見つかるときには直ぐに見つかる、ただ相手が悪かった。

 対象は俺よりも頭一つ小さい女子にしては大きい新一年生。距離があっても一目でわかる長髪ブロンド、しっかりと主張するおっぱい、そしてキリリとした鋭い釣り目。スカートから覗く足は鍛え抜かれており、他只者ではないと鮮明に語っていた。 可愛いというよりも凛々しいと評するべき美少女だ。俺に度胸があれば是非ともお近づきになりたい。


 その背中に俺と全く同じ大太刀を付けていなければだが。


「なぁあっちの子も」


「目を合わせるなよ、仲間だと思われちまう」


 俺もそう思った。言えた義理ではないが、あの身長でどうやってアレを使うつもりなのだろうか。まさかあの子もリュカと同じく鞘ごと振るえばどうせ切れて刃が露出するというキワモノではないだろう。


「碧衣ちゃん、それ大きいけどどう使うの?」


 隣にいた大太刀女子よりも身長がかなり低く、顔も相まって幼い印象を与える黒髪を後ろで纏めた尻のデカい子が質問した。


「峰内で鞘ごと振るえば問題ないだろう?」


 どうしようアレ《リュカ》の一歩先を同級生に越された。もしかしたら非常識が人生に現れたのではなく俺が常識知らずだったのかもしれない。だがな碧衣ちゃん、多分峰内で振るっても勢いで鞘が切れる事はあり得ると思うぞ。


 何にせよほぼ同じ奇異な武器を持っている生徒が固まると、徒党を組む安心感よりも他人の視線が痛くなる事の方が心に来るだろう。

 俺はあえて目を早々と目を逸らし、一年間就学する事になる教室へと足を延ばした。

 教室に着くと既に十数人の級友が思い思いに談笑していた。勿論俺の知り合いはいない。

 見てみると教室の前方の黒板に生徒の振り分けが書かれており、俺の名前は左翼最後尾に書かれていたのでそこに座り大太刀は窓に立てかけ、担任教師が来るのを待ち始めた。


「おはよう、私がこの学級を一年間監督する事になった青星だ。授業に関する事は担当教諭に尋ねるとして、何かあれば遠慮なく私に聞きにきてほしい。さてせっかくの学園初日だから挨拶を君たちにもしてもらいが、どうせ覚えきれないだろうし休み時間にでも探り合いながら知り合ってくれ。そして早速だがオリエンテーションを行う」


 各自資料を取り出しくれと言われ鞄から薄い冊子を取り出す。表紙には太字で重要とバカでかく書かれており、些か間抜けな雰囲気を感じだが中を改めた。


「この学園に入学した君たちには卒業後、政治もしくは軍の中での活躍を期待されている。そこでまずはこの国の現状、そして具体的に君達に何が期待されているかを説明する為にこの資料は作成されている、心して聞くように。国の成り立ち云々は飛ばすとして、今の国に生まれ変わったのは凡そ70年前。スヴァロークが侵攻してきた際、本土の東西南北に位置する島の統治者が国を裏切り、それの対処で彼らを処断そしてその支配を別の貴族に与えた事が大きな転換となった。長年の信頼が脆くも崩れさった事から今では貴族や地方豪族だけでなく、君達の中にもいる平民の中からも実力並びに忠誠を持った人間を求めるようになった。その後何を行ったか何が起きたか、それも重要だがズバリ我々が求めているのは能力、そして忠誠、この二つだ。学生生活の中で身に着けるように」


 そう締めくくると担任と目があった。

虎崎は元々本土の西に位置する白虎の島の統治者の家系だ。説明にあった通り国を裏切りそして処刑された。その家の直系である俺には裏切りの疑いがある、という事だろう。

 周りからすれば伺い知れないだろうが、別に俺自身にその事でこの国に対する怨恨は無い。そもそもの話血縁があるだけで会った事も無い人間に対して何を思えというのか。

 俺が今後振るう剣は俺の為に振るわれる、他の理由などない。

 そういう決意を込めて睨み返したが、傍からはそうは見えない事に思い至りすぐにやめた。

 その後も校則や学内施設の案内など基礎的な情報について説明を受け、そのまま授業に入ったが、俺の心には妙なしこりが残っていた。

 

 授業というには内容の薄い説明を受ける事数回、昼食の時間になった。

 朝の席順の発表で名が知れた俺に探りを入れる生徒は現れず、遠目に観察される中俺は一人で食堂に足を運んだ。

 初めて見た食堂の列は恐ろしく長く、この時程自炊を行っている事に優越感を覚える事は今後無いだろうと思った。

 ……最近はリュカの作った飯食べてるけど。正直料理上手というわけではないが、何故か食べると妙に力が湧いてくるのだ。たらふく食えるし、これが成長期だろうか。

 列を無視して座るところを探すと意外な事に、すぐに見つかった。食堂のど真ん中に不自然な空席があったのだ。

 予約がされていないか確認してから座るとこれが俺の席だと自覚した。

 四方八方から視線が注がれたからだ。処刑された虎崎含めた4人の家の人間は全員一応貴族の末裔なのでこの学園に入学するにあたってアドバンテージを得ているが今年入ったのは俺だけだと聞いている。

 注目を浴びて食べる食事は正直な所、味はしなかった。


「朝もそれ持ってたよね、大事な物なの?」


「いや押し付けられただけで正直そこまで思い入れはないよ」


 所で君はと、振り返ると今朝に見た大太刀少女と一緒にいた子がそこにはいた。どうやら探りを入れていたのはこちらだけではなかったらしい。


「それ私の友達も持ってるんだよね、あんまり見かけないけど何か意味があったりするの?」


「詳しくは知らないけど、押し付けて来た奴が言うには元々俺の家の物らしいよ。今更そんなもの渡されてもどうしろって話なんだけどね」


「どんな縁があって帰ってきたのかは知らないが、君の家の物だったなら大切にした方がきっと君の先祖も喜ぶだろう。なかなか立派な大きさではではあるのだから誇ればいい」


 俺が女子と話していると今朝見た子の片割れが会話に加わってきた。

どうやら俺と同じく大太刀を律儀に持ち運んでいるようだ。盗まれてはいけないからと持ち運んでいるが、彼女も同様のようだった。

 これ盗むやついないと思うんだけどな。

 それにしても改めて近くで見ると、刀がデッカい。目線でなぞれば天井が見える。


「私の顔はもっと下にあるんだが、いやそこまで下でもない!いきなりセクハラとはいい度胸だな!!」


「……だってデカいし」


「貴様ぁぁぁ!!」


「碧衣ちゃん落ち着いて、なんかこの人には多分勝てないよ!」


 眼福と手を合わせお乳様を崇めると持ち主である少女が声高らかに宣言した。


「フン、せいぜい目に焼き付けるといい。これは天から授かりものだからな、恵は分かち合うべきだ。だが肝に銘じろ、貴様にこれを触れる瞬間は永遠に訪れる事は無い!!これを知りながら触れる事が叶わない己が身を呪え」


「「「……オッパイ!!ウォーーーーー!!」」」


 食堂の雄が、群れとなった。

 どうしよう、こんなくだらない事で一丸になれるなら友達いなくてもこの学校好きになっちゃうよ。


「アイちゃん、あたしこの人嫌い!!」


 うるさーいと食堂に吠えると碧衣はアイちゃんに泣きついた。


「二人とも席を探しているだろう、空いているし座りなよ」


 ずっと立っていられても忍びない。誘ってみると二人とも空いている席へとついた。

 それにしてもと愛ちゃんが口を開いた。


「さすが群青学園だよね、こんなにでっかい食堂初めてみたよ。生徒の数が多すぎて座るところなかったからそこはちょっと残念だけど」


「ああ、そうだな受け入れ人数が多い事はいい事だと思うが、これでは食事の度に無駄に時間を使ってしまう。回転率を上げるか、時間を分けるか、級友の退学を願うのはさすがに気が引けるがそもそもの生徒数を減らすか、なんにせよ対策を講じなければ卒業するまでこれが続くな。まぁ生徒の数は減るだろうか暫くすればマシにはなるだろう」


「……食事一つでかなりまじめに考えるな」


「不満を持つこと自体に善悪は無いが、それを解決する事はいい頭の体操になる。何が悪いかどうすればいいか、具体的な考えがあれば話も纏まりやすいからな」


 えっへんとたいそう立派な胸を得意げに張る姿に愛らしさを感じる。目つきや身長といった外見的特長、そして威厳を醸し出す話し方などから気合を入れてクールぶったバカだと思っていたが、俺よりも考えが深いようだ。

 なんか嫌だな。


「所で、私の物以外で同じ大太刀を見る機会はなかなか無いから気になっているのだが」


 先ほどからチラチラと俺の大太刀を見ていたのは気付いていた。


「いいよ、減るものでもないし」


 ありがとうと言うと大太刀を渡した。さすがに大きすぎるのと周りに危険が及ぶことを考えて刃は少ししか出さなかった。


「……これは、なんというか。……趣のある」


「なまくら」


 そうは言ってないだろうと碧衣は目を泳がせた。だがその反応そのものが何よりもこの武器の価値を物語っていた。

 俺がこの武器にイマイチ愛着を持てない理由はズバリここにある。いくらこれが元は伝家の何それだったとしても武器としての性能が余りにも劣悪なのだ。これが普通の刀であればそこまで落胆しないが、曲がりなりにも家宝のような紹介で渡されたものが三流品というのはかなり応えた。


「そんなにその武器悪いの?私にはふつうの刃に見えるけど」


 愛ちゃんが口をはさんだ。


「正直、そこまで上等とは言いづらい。武器としての実用性は最低限保障されているが、これほど劣悪な物なら溶かして新しい物にした方が正直。骨董品だなこれは」


 俺の言いたい事を代わりに碧衣が言ってくれた。見れば見るほど落ち込んでしまう。何か別の話題はないかと考えると一つ思い至った。

 そういえば自分の名前を言っていなかった、言っておいた方がいいだろう。もし離れられるなら早い方がいい。覚えなくていいからな。


「自己紹介がまだだったね、俺は虎崎シュウ。君達は」


 空気が凍った。

……先祖よ、あなた方が何をしていたのかあまり詳しくは知らされていないが、自己紹介の度にこんな事になるのだから相当の事をしたのだろう。本当に何をしてきたのかと、いつも思う。


「あたしは三島愛、見た目通り運動はそこまで得意じゃないけどこれでも碧衣ちゃんに鍛えて貰っているからね。結構女子友達も多いから変なことしたら後が怖いぞ~」


 恐らく悪くなった雰囲気を立て直す為あえて悪戯っ子のような調子で自己紹介を行った。

 次は碧衣ちゃんと呼ばれた方だが、何か言いにくい事でもあるのか不自然に髪を弄りだし、目もせわしなく動かし始めた。


「……私は碧衣だ。その、兎田碧衣だ」


 三島が持ち直した雰囲気が先ほどよりも下落したのを肌で感じた。

兎田というのは元々虎崎の家の家来の家系で、今では虎崎が支配していた白虎の島の内政を担当している。

 俺の自己紹介で平静を失っていたのは俺の家の醜聞というよりも、家同士の確執によるものだろう。

 生まれる前の事など気にしても仕方ないだろうが、攻める気にはならなかった。


「そうそう、あたし達シュウ君の大太刀を見て話しかけたんだけど、他に何か武器を持ってたりする?あたしはこのお兄ちゃんお下がり六連リボルバー二丁」


 そういって彼女は何度も使われているのが見て取れるが、それと同時に細部まで整備されている事を素人である俺にもわかる程手入れの行き届いた拳銃を二丁机に置いた。


「これは、……警察の物と同じだね。お兄さんは警察か?」


 横流しか?

 詳しくは知らないが、公職で使う物である以上個人でどうこう出来るとは思えない。だが、三島は得意げに鼻を鳴らすと制服のポケットから生徒手帳とは別の冊子を取り出した。

 警察手帳だ。


「おのれ公僕め、ここまで手を広げていたか。残党狩りで殺されてしまう!!」


「そんな事しないよ!!」


 全くと頭を押さえると三島はため息をついた


「あたしの場合警察の方に内定あるから、仕事に行けば装備とかも支給して貰えるんだ。この手帳も本職に比べたら権限はほぼないからほぼジョークグッズだよ。こういう事になるからみだりにひとに見せちゃダメなんだけどね。拳銃も兄さんがせっかくだからってお古くれたけどシュウ君の言う通り警察のものだよ。それでね、夏休み明けから決闘が解禁されるじゃん、シュウ君珍しい武器持ってるしできればそれまでに模擬戦とかで経験積みたいんだけどどう?」


 決闘、群青学園で行われる文字通りの個人戦である。本来であれば何かの諍いが起きた際に当人同士が武力で決議する為の物だが、さすがに生徒同士が命を懸けて争う事は無い。

 変わりに在学資格を懸けて争うのだ。なんでも前の変革で政権を確固たる物にするとかで暴力に屈しないクリーンな役人必要となり、学生の頃から振るいにかけようという事らしい。


「俺としてもありがたいけど、最後に模擬戦やったのはずっと前だからそこまで強くはないよ」

 

 模擬戦と言うよりかは喧嘩が正しいが。

 

「慣れたらきっと感も取り戻すよ、碧衣ちゃんも似た物使ってるけど人によっては戦い方の好みも違うだろうし。きっと二人にとっていい刺激になるよ」


 その後食事を終え、女子二人とは別れて教室に戻った。名乗ってから明らかに卯田は委縮していたが、家の事など気にしないで欲しい。もっとも、あちらからすればそういうわけにもいかないというのも理解できる。時間をかける他ないだろう。

食事の後その日の授業を終えると、家に帰った。一人だった。

 本当に一人も友達出来なかったよ。


「よう、学校はどうだった?」


「初日だし何も分からないよ、兎田にはあったけど。そのこともう一人友達にもなったよ」

 

 そうかと、リュカが短く答えた。

 あの日彼が家に来てからは俺の家で生活して身の回りの世話や組手相手をしてもらっている。模擬戦というには一方的だから、練習と考えるようにしてる。

 俺の家は親から相続した物で結構な屋敷なのでかなり助かった。

かれこれ2週間ばかり彼と生活しているが、分かった事はあまりない。

 せいぜい生活の中での不満は言わない方で、家の用事や練習が無い時は積極的に外で活動している事位しか分からない。

 一度彼が訪れた時に持って来ていた大きな箱の中身を聞いた時も、今役に立つような物は何もないとだけ答えそれ以上は過去についても何一つ教えてくれなかった。


「期待しているのかしていないのか、君は本当に信頼されるつもりは無いみたいだな」


 不満を口にしても全く響いていないのか、ふぅんと生返事を返して終わりだ。

いっそ追い出してやろうか。


「腹減ってんだろ用意はある、とりあえず食え」


「分かった」


 初めて彼が厨房に立った時、余り料理は得意ではないと言っていたが見ていない所で練習しているのか単純な物であれば食べられるぐらいにはなった。

 まぁまずくても何故か箸が進ので不満はそれほどなかった。


「……そうだ、またご同輩が現れたぞ。初めての実践今夜行ってみるか?」


 ご同輩、群青学園を何等かの理由で追い出された退学生の事だ。俺はまだ在学生だ、という文句は言ったところで学校に行った事がないと言っていたので理解出来ないだろう。

 それはそうと決闘云々は入学する前から聞いていたが、退学生が市井で問題を起こしていたのを知ったのは入学直前の事だった。

 なんでも国一番の学校に入れたが、退学させられた生徒が付けた力でプライドが高まり、仕事にも就けず族になり果てたのが始まりだそうだ。

 おかげで今では在学中に手柄を立てようとする生徒が退学生を捕まえる為に、夜な夜な町を徘徊する群青崩れ狩りが起きる始末だ。しかも質が悪い事にそう言った在校生も似たような気質を持つらしく、警察の方で彼らを纏めて逮捕する事もある。

 こういう所で下手を打つバカを自発的に追い出す事も視野に入れた制度なのだろう、全くもって迷惑な話だ。

 そのバカに自分も含まれるのだから多くは言えないが。


「学校追い出されて、行きつく先が暴行か。そうは成りたくないな」


 成られても困ると、リュカは大真面目に告げられた。成るつもりは毛頭ない。

 俺は食事をとり終えると宿題に取り掛かり、日も傾かないうちに眠りについた。



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