第三話 フェリア

 フェリア ラストン。


 偉大なる第四公爵の内の一つ、ラストン公爵の末っ子として生まれた、黒色の髪に青色の目が似合う少女。南の領地で起きた事件を解決した時に、現当主コーディ公爵に『幻剣』の称号を頂いた。の噂があるが実際の所はわからない。なんせそんな場面はみたこと無いからね。

 挙げ句の果てにはその妹様までこの学院に入るとかなんとか。姉様はここの卒業生らしいがそれでも幻剣様には勝てないよう。


 そんなフェリアお嬢――は今までに、一度も南の領地から出た事がなかった。

 性格的な問題もあったがそれ以外にも問題があり、での被害者となった。


 その時のフェリアを助けたのが、他ならない学院長とこの僕、ミノリだった。


 事件によって世の中に認知されたフェリアが学院内の廊下で、よくお誘いをされている所をよくみるが、理由をつけて全て断っていたらしい。家に引きこもっていた彼女にとって、お誘いは悪意にしか感じないそうだ。






「今回の箱には何も入っていなかったらしいね。」


 箱を手に取り中身を確認してる学院長。

 芸術的な髪型も元に戻っている。もう少しあの状態でいてもらって良かったのに...


「まぁ何も無いと言うなら今回は暇と言うことになるね。」


「暇では無いですよ?誰かに押し付けられた書類がまだ残っていますけど?」


「ではミノリ君。この封筒に書いてある場所に行くんだ。仕事の内容は行けば解る。」


 あからさまな無視。風魔法で手によらせ、

 封を切る。集まる場所は生徒会室。内容は――学院長に押し返す。


「学院長。この封筒は誰からですか?」


 嫌な感覚、こう言う時は大抵あたる。


 西の領地での

 アミラ べーカー公爵様だね。

 それでは宜しく頼むよ。ミノリ君。














 ――――――――――――――――――――





 文字数が少なくてスミマセン!

 もとに戻るはず…!

 ぜひぜひ楽しんでくださいませ。

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