第19話 学園と新生活
夕方18時になり食堂へ、食堂は23時までとなる、食堂は二箇所あり、高級食堂と一般食堂があるらしい。
基本24時間で地球と時刻は変わらない、時計も前の世界に似た時計、ただ高級品。
教会に鐘楼があり6時、12時、18時に街に教会の鐘が鳴る、それでわかる。
腕時計もあるようだが、高級家電を買う感覚に近い。まだ私には買えん。
前の世界と多少時差はあるかもしれんが、専門家ではないのでその辺は分からん。
食堂は渡り廊下直ぐにある、中二階と一階になる
基本二階、高級食堂は貴族向け、一階、一般食堂は気楽に食べたい人向けらしい。
食堂に行くとユカリさんが一般食堂に来ていた、声をかけに行く。
「部屋片付いたかな?」簡単に聞いてみた。
「ええ、もう片付けたわ」
「まあ徐々に人が増えてくると思うし、ノンビリ入学式を待つか、食事はこっちでよかったの」
「高級食堂も行ってみようとは思うけど今は学生も多くないし、節約もあるから、忍は、こっちだと思ってたし」
まだ食堂は人はまばらだった、まだ一週間あるからな。
学生食堂は基本有料なのだが、価格の差が大きい、一般の方は銅貨1枚から食事がある、最低限の食事となるが飢える事はない、ちなみにパン又はおにぎり2個とスープだ。
高級の方は銀貨計算からになるのでそこそこお高い、おやつや嗜好品もある。
メニュも少し高級な食材やコース料理もあるらしい。
食堂にアユム君も来た、こちらを見かけて挨拶する。
「アユム君さっきはありがとう」
「ボクはたいした事はしてないよ、アユムでいいよ」
「じゃあ俺も忍で良いぞ」
「こんにちわ、私はオダです、よろしくね」
「こちらこそアユムです、オダさんよろしく」こうして3人で席を確保した。
俺の場合、最初からユカリさんに下の名で呼んでいたが。
前の世界では、初対面では普通、苗字からだよね確かに。
この国では平民でも苗字がある、出身地を苗字にしたり古い家名があったり。
ただ苗字を表に出したくない人も居る、基本は、貴族は家名呼び、平民は名前呼びが多いらしい。
そこに女の子がやってきた、どうやらユカリさんの方に来ている。
「こんにちわ、ユカリさんお久しゅう」
「このえちゃん、お久しぶり」どうやらかなり親しいようだ。
「こんにちわ、うちはこのえ言います、お二人共よろしゅう」
「俺は忍です」「ボクはアユムです」
それぞれで挨拶をした。
「ええ男の子、二人も連れてるから、声かけさせてもろうてん」
開いてる席をユカリが勧めた。
「まあアユム君とは知り合ったばかり忍は家の客員よ」
「そうかいな、うちもよろしゅう、おねがいするわ」
このえさんは京風のなまりがある様だ
髪は黒髪に銀のメッシュ、この国の人は基本黒髪ベースで色違いだな。
身長はユカリさんより少し高いくらい。
胸はユカリさんより大きいような気がする。
顔は美少女姫武将みたいな感じ、薙刀とか刀が似合いそうだ。
胸のサイズは、ユカリさんはりんご位だからな、このえさんは豊水梨特大て感じ、ユカリさんは軽装の時に感じた、うっ悪寒、考えないようにしよう。
その後は、日替わりメニューを注文本日は、鳥の照り焼きに、卵焼き、サラダ、味噌汁トン汁に近いか、カブの漬物、だったこれで銅貨5枚とお買い得だ。
ノンビリ食事をしながら和やかに話をした。
この寮には執事やメイドは基本常駐できない。自立心を養うためだとか。
皇族もそれは同じ、お付は居ないらしいが同級生にいるらしい。
同年代の子が同時入学するそうだ。最低限の護衛みたいだ。
今年は皇族も学園に居るようだ。
なんだかんだ言っても、命は前の世界より軽いようだ、帯刀、帯剣してるしな。
基本貴族寮、市民寮は行き来に制約はないらしい。
ただ男女同棲は基本ダメらしい、同性同士で二人部屋に変更とかはいいらしい。
市民寮は部屋が余っているが。私の部屋の件ユカリさんが事務局に聞いたらしい。
問い合わせた所、部屋が足りないので、騎士爵家は市民寮なんだとか。
ただ俺は話す内容は注意しながらだった。気をつけないと転移者とばれる。
暫くして解散となった。
部屋にもどり風呂へ、各部屋にはシャワー室だけは付いている。
大きい風呂は下にしかない排水の問題のようだ。
風呂に行くと生徒自体1号棟はまだ少ないのもあり静かであった。
2人ほど男の子が入っている。
先輩か同級生か分からんので、下手に話しかけれなかった。
まあ、早々テンプレは来ないか。あゆむくんは居ないようだ。
風呂は男女二交代、夕方18時から3時間交代だそうだ。
2週で男女入れ替わるそうだ。
実は風呂と言うかこの世界には給湯技術があるようだ、各部屋ではないが大きい魔道具があるらしい。
二階にもコンロと給湯室が実はある共同だが 一階は会議室が給湯所になるこう言う所は前の世界並みである。
紅茶を入れて一息今日は、みかん風紅茶だ。
茶葉とお茶の入れ方はヤガミさんに教えてもらった。万能執事だ。
この世界では物流の問題で砂糖は、大量生産はされてないらしい。
その影響で紅茶にフルーツや、蜂蜜を入れるのが、主流になったらしい。
こうして入寮初日は終了した。
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寮の建て階層を修正しました。
昼にもう一話
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