25ですわ

意外な所で娘の成長を確認した公爵

アイリスとユアンの結婚は了承………忘れてる可能性もあるが……



「と こちらが皆さんのお土産です!これは お祖母様 こっちがお父様……」

みんなに配り終わり


「お父様 少し 馬を見にいきませんか?」

「馬?あの 手紙で書いてた 軍馬を連れてきたのか?」

「そうです お祖父様も乗ってますわ 凄いですよ」


「ちょっと行ってみよう 数が増えれば凄い事になるぞ」

「えぇ そうそう 予算も頼みますわ お父様!」

「なんて……成長したんだ……」

「ふふふ」





二人で厩舎に向かった



その間 ずっと話をした

「ユアン様はどうだい?」

「なんでしょうか 王都に居たときと 凄く変わったのですわ ただの王子様だったのが 兵士とも同じ作業をしますし あの 辺境の地を変えるように 一緒に色々とやってくださいます」

「そうか」

「お祖父様達も 王子様ではなく そうですね 今思えば わたくしと同じ道を進めるように ユアンを鍛えてくださってたのですね 感謝しなくては」

「そうか どうだ 領地や領民は」

「そうですね 今回 兵士を500増やしました 合わせて1000の軍です ジェ―ムスお祖父様の提案で 王都の兵から募集であと500こちらは永住してもらう条件で来て貰う予定です 兵達のお給料も上げましたし 詰所も増やしました 隣国のちょっかいではすまされない 侵入が増えております お父様」

「うん 報告は上がっているよ 陛下と話をする予定になっている しかし 給料をあげたり 色々と……お小遣いが減っただろう?ははは」

「えぇ かなりふふふ」

「大丈夫 予算はもう確保してあるから 明日確認しよう 足りなければ 陛下に貰うかなははは」



話していると 厩舎に到着した


「これかい?」

「えぇ 凄いのですよ 休まず走れますし 早いですわ!」

「これは 確かに 軍馬を産業にするのは間違いじゃないな あとは 塩 岩塩だったか あとは茶葉か」

「はい お店を王都に出してどんどん商品を買って貰うのです 王妃様やお母様たちには お茶会で茶葉や あちらのお菓子 ジェ―ムスお祖父様には軍馬 そうですねぇ岩塩はうちのシェフに使ってもらって 広げていきますわ!」

「そうか 考えているのだね」

「えぇわたくし あちらで領民のみなさんに ユアンとの結婚の事を盛大にお祝いしていただいたのです みなさん お給料が上がって 色々と幸せだとか それは嬉しそうに話してもらいました 結果思ったのは みんなが幸せになってほしい それだけでした それを考えて 実行 領主の役目です ドレスで 社交界に行くのも 領民のため 侵入を防いで オスカー達みたいに 怖い思いをしなくなるように するのも 領主の役目です 領民のみなさんが 笑っている顔をみると 嬉しいのと 頑張らないとと思います まだまだですが」

「本当にこの子は 半年前はドレスを着て本を読んだり 刺繍をしたり 家族でお茶をしたり そんなことしかやってなかったのだがね これは 公爵 侯爵両家の血が混ざっている証拠か お祖父様達にはお礼をいわなくては こんな自慢の娘にしてくれて」


「オスカーの件は大丈夫でしょうか」

「今 聞く限りでは 協力してくれているのだろ?陛下もそこは認めてくださるだろう 孫も出来るのであれば尚更だろう 明日は私も 有利に出来るよう 話をしよう」

「ありがとうございます お父様」

「さぁ 明日は正念場だ 早く寝なさい つかれているだろうから」

「はい」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る