第10話 世界の狭間。再戦の魔神王。
家に帰って。さっさと寝ようと階段を上がると、アリサは自分の部屋の前に佇んでいた。
「どうした?」
「おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
わざわざそれを言うためだけに待っていたのだろうか。なんて呑気に考えていたが、その一瞬後に、その甘い認識は吹っ飛ぶ。
アリサが部屋に入った直後、魔力が動く気配がしたのだ。慌てて扉を開ける。
「……転移魔術」
アリサの姿が部屋の中に無かった。それだけじゃない、ベッドとか、そういうアリサがいた痕跡が無くなって、俺の記憶にある書斎に戻っていた。……どこに行った。ここ数時間にヒントを求めて、頭が次々と記憶のページをめくっていく。
「……見つけた、と言っていた」
何を、何を見つけた。だが、そこに行ったのなら。
「くそっ」
強化の魔術をフルに発動。最低限の身支度だけして、家を飛び出た。屋根から屋根へ、見つかるとかどうかとか、考える余裕は無い。
俺はどうして、こんなにも必死になって走っているんだ。
「……帰るって言うのなら、ちゃんとその挨拶も、していきやがれ」
自分の行動への疑問の答えに、言い訳を叩きつけて速度を上げる。
景色が次々と後ろに飛んでいく。初夏の夜の空気も、この速度で走れば、身体中に冷たく打ち付ける。
家々が眼下に。それが段々と少なくなって。さっき魔獣と戦った場所も通り過ぎて。直感が、山の頂上へ俺を導いた。
「……どうして?」
目の前に着地した俺を、アリサは戸惑いの声で迎えた。アリサでも驚くこと、あるんだな。
「同居人が急に荷物をまとめて居なくなったら、探しに行くだろ」
「……ちゃんと言うべきだった。あなたには。ごめんなさい」
「……戻れる目星でも立ったのか?」
「帰らなければならない」
「俺は、確実に帰れるのか、と聞いている」
一瞬、アリサは俯いて、それから真っ直ぐな視線を向けてくる。
「簡単なこと、見つけた、世界の穴。魔力を扱える者にしか見えない」
アリサがそう言って、真上を指差す。
……これが。世界の穴。夜空の中、星空が広がる中、そこだけぽっかりと何も無い。穴と言われれば穴だが、広がっているのは無としか言いようがない。そんな光景だった。
「あの魔獣。父上と強い繋がりのある存在、アリサを座標にして送り込んだ。あなたとアリサが一緒に飛ばされたのは、この世界と強い繋がりのあるあなたが一緒なら、世界の狭間を永遠に彷徨うことなく、この世界に引っ張られると考えたから。ならアリサは、逆に父上の痕跡を辿れば良い」
そして、アリサは真っ直ぐに上を見上げた。
「さようなら。返す。恩は。何でも言って。差しだせるの、財宝の類だけだけど」
「俺が欲しいのは、アリサが百パーセント帰れる保証だ。今のアリサ、スゲー自信なさそうに見える」
できるならできる。やるならやる。そう即答するのが俺の知っているアリサで。
俯いて答えに迷って。誤魔化すようにそれっぽい理屈を並べるのは、俺が知っているアリサではない。
「確実に帰れる保証が無いなら、俺は止める」
「どうして?」
「それが俺の責任だ。俺は言った。アリサが帰れるまで面倒を見ると」
「頼んで、ない」
「頼まれてねぇよ。俺が勝手にやってることだ」
そっと目を逸らされる。そうだ。アリサだって怖いんだ。失敗したら、また知らない世界に飛ばされるかもしれない。世界の狭間ってところを永遠に彷徨うことになるかもしれない。
「そんな状態で俺はアリサを送り出せない。行くというなら、力ずくでも止める」
「……無理、あなたには。最強、アリサは。アリサは、魔神王」
魔力が一気に膨れ上がり、唐突に指が鳴った。同時に俺は、自分の周りに盾を展開する。だが結局、咄嗟に上に飛んだ。
黒い雷が五本、夜闇を切り裂き。展開した盾を当たり前のように貫通したのだ。
「厄介な魔眼。本当に」
「何度も助けられたよ。……完全に貫通してやがる」
「物理的な防御なら大体貫通する。アリサの黒雷は」
「なんてもん片手間で……。殺す気かよ」
「アリサは魔神王。民のために帰ること。それを邪魔するなら容赦はしない。たとえ恩人でも」
「そーかよ」
火の術式を付与した日本刀を振り抜く。放射状に放たれた炎が空気を焼きながら骨すら蒸発させる熱を持ってアリサに向かっていく。
「無駄」
そんな光景に淡々と一言で評を下し、手を鳴らすと水の壁が展開され、炎の波はあっさりとアリサの髪の先すら触れることなく、白い蒸気と共に鎮火される。
「勝つ。アリサが」
蒸気の向こうから再び黒雷が飛んでくる。
やはり、強い。俺はこの強さに、戦いながら、殺し合いながら、憧れたんだ。
「でも」
それでも、俺はアリサを止める。アリサが自信をもって帰れると言えないなら、止める。
アリサを囲むように展開される千を超える武器たち。アリサ相手に殺さないようになんて手加減をしようものなら、こっちが消し飛ぶことになる。
「本気で行くぞ、アリサッ!」
否、本気を越える力が必要だ。
「良い覚悟。でも、それでも、勝つのはアリサ」
「なっ」
アリサを取り囲むように展開した武器が、崩壊した。アリサが手を一振りした瞬間、魔力の塵になって消えていく。
「まだだっ!」
アリサの真上、雲に代わって空を覆う無数の武器たち。こんなに一度に大量に、連続で展開したのは初めてだ。魔力炉が悲鳴を上げ、魔力回路が軋むのを感じる。全身があべこべな方向に引きちぎられそうな痛み。食いしばり過ぎた歯が擦れる。
「……これを、また使わせるとは……アリサに」
だけど、アリサだって。少し表情が歪んで見えるぞ。
アリサがまた扇ぐように手を動かす。作り上げた武器たちは崩壊して塵となり魔力の残滓となり消える。それと同時に地面を蹴る。間にあった距離を瞬きの間に消し飛ばし。
さっき作り上げたものを思い出せ。アリサの魔剣だ。できないとは、言わせない!
「はぁっ」
「くっ」
魔剣と魔剣が衝突する。頬を掠める火花。押しきれない、体格差を凌駕するアリサの力。だが、問答無用で全てを切断する、アリサの魔剣に対抗できている。
本物と贋作。素材から違う。付与されている術式は同じでも、適性があるアリサと無い俺。反発しあっても無効化されるなんてことは無い。アリサの魔剣の術式が、分解して付与されていることで、機能が落ちているのが唯一の救いだ。それでも、打ち合う度に、剣が崩壊していくのがわかる。
でも、切り結んでいてわかる。アリサは別に剣術まで完璧というわけではない。この魔剣は振り回しているだけで強い。まともに打ち合えば武器のついでに自分が斬られるなんて、おかしいにも程がある。
だが、アリサの魔剣の能力を今の俺は知っている。あの時とは違う。あの時はヤバいという直感だけで打ち合うのを避けていた。他の、アリサが今まで戦ってきた奴の中にも、そういう奴はいただろう。
逆に言えば、アリサとちゃんと打ち合えている奴の方が、珍しいのだ。実戦の中でちゃんと打ち合った経験は、少ない筈だ。
乱暴な、しかし真っ直ぐに迫る必殺の横薙ぎをしっかりと剣を盾に受け切る。
「チッ」
アリサの舌打ち。また斬れなかったことへのイラつき。
手首を返す。甲高い悲鳴のような音ともに剣が弾かれ、体勢を崩すアリサ。振り上げる。そして、振り下ろす。それだけの動作。ただそれだけで術式なんかなくても、命を……命を……? これを振り下ろしたら、アリサは。
「ッ!」
贋作の魔剣の刃が限界を迎え斬り飛ばされる。刃を失い、空を切る一振り。
なぜ、確かに体勢を崩したはず。……いや。アリサの奴。弾かれた先に収納魔術の魔術陣を用意して大剣を一旦仕舞って、逆の手にもう一度出現させたのか。
勝利を確信したアリサ、これが本物だと示すように振り上げる。
アリサに迷いはない。俺が躊躇ってどうする。アリサに勝てるなんて、驕るな。
……本気でやれ。
「っ! まだだ!」
手の中に新しく、アリサの魔剣の術式を付与した、短い戦槌を作り上げる。
わかっていても驚くだろう。武器を破壊した、弾き飛ばした筈なのに、その事実を無視して続きを始められるんだから。違う武器で、さっきまでとは違う間合いでの戦いを強いられる。
「うぉおおお!」
アリアは既に大きく振り上げてしまっている。その隙へ、大きく踏み込む。タイミングを見誤れば死ぬ距離へ。
殺すことよりも破壊することに特化した武器を脇腹に撃ち込む。アリサは鎧を身に着けない。だが、その分魔力による防御を張っている。
迫りくる刃の下、咄嗟に考えた、アリサに攻撃を通すための道筋が現実の結果として繋がる。
「グっ」
アリサの呻き。一瞬感じた硬い衝撃。しかしすぐにそれは、肉を破り、骨を砕いた、相手の肉体を破壊した手応えに変わる。
打ち込まれながらもアリサは剣の威力を保ったまま。振り降ろす。
「はぁっ!」
戦槌と大剣が衝突する。振り下ろされた大剣の横っ腹を殴る形。剣を弾き、今度は肩口を狙うが。
「くっ」
咄嗟に立ち止まった瞬間、目の前の空間を焦げた匂いを残して切り裂く黒い雷。
アリサはその間に一気に下がり距離を稼ぎ構える。期待していなかったが、ハンマーでぶん殴っても刃こぼれ一つ起こしていない。
接近戦での不利を悟ったアリサは、右わき腹を抑えながら、さらに距離を取る。そして上を向いて目を見開く。空中に待機していた武器たちがアリサに向かって殺到する。
「っ!」
すぐにまた扇ぐように手を動かし、武器たちは魔力の残滓となり崩壊していく。これで打ち止め。これ以上は無理だ。あの数を用意するの。無茶な魔力の使い方の連続、正直吐きそうだ。胃がぐらぐら言ってる。頭も痛い。内側からガンガンと割ろうとしてくるような痛みだ。
しかし何なんだ、あのアリサの魔術。何かの現象を経由することなく、結果だけを引き起こしているような。アリサの魔剣に込められた術式に近い雰囲気を感じる。
だが、アリサ。わかるぞ。簡単な魔術では無いこと。結構燃費の悪い魔術であること。
「なぁアリサ」
「何」
「……世界の狭間を越えるのに、どれくらいの魔力が必要だ?」
そう、俺は別に、アリサを殺そうとしているわけじゃない。俺の勝ち筋はそこじゃない。アリサなら治癒魔術もお手のものだろうし、俺の攻撃の大半は対処できると確信している。
現に、既に俺が与えたダメージは治療済み。内臓まで届いていそうな一撃だったのだが。
アリサは強い。その強さを裏付けるのは、膨大な魔力とそれを使いこなす技量。それでも、防ぐこと、抵抗すること、治すことを強制され続ければ。俺一人を倒す魔力はお釣りが来るくらいあっても、世界の狭間を超えるほどの大魔術を実現するには、足りなくなる、筈だ。
アリサは何かを迷っている。恐らく、魔晶石に溜めている予備の魔力のことを考えている。魔鉱石を加工して精製される魔晶石。簡単な術式を付与しておくのが主な使い道だが、自分の魔力を貯めて保管することもできる。一度に取り込み、放つことができる魔力だけでは足りない大魔術を行使する時、それを補うためのもの。
ヒト族の城にいた宮廷魔術師の中には、俺を呼び出すために、修行時代から貯めていた予備魔力を全て使ったと言う人もいた。
アリサほどの魔術師でも、やっぱり用意しているのだろう。いや、アリサほどの魔術師だからこそ、か。
「わからない、理由。ここまでする。この世界に閉じ込める気? アリサを」
「違う。それだけは、誓って。アリサ。信じてくれとは言わない」
アリサにとって俺は、自分の国の民を大量に殺した人間。だけど。
「俺は、俺の責任を果たす。アリサが自信をもって帰れる確信を持たない限り、俺は絶対に、アリサを、この世界から出さないっ!」
俺の身体スレスレを四本の黒雷が焼いた。俺の言葉を、拒絶するように。
「嘘を言っていないのはわかった。あなたが。アリサを気遣ってくれているのも、わかった……それでも。王として。魔神王として」
呟くようにそう言って、アリサは飛んだ。
「マジかよ」
跳躍の勢いじゃない。文字通り、飛んでいる。重力に逆らっていない、重力を従えている。
アリサの意地を、誇りを、責任感を、甘く見ていた。
魔術陣から手のひらに収まりきらない大きさの宝石……いや、あれは、魔晶石か、だが、あんなに大きく、純度の高い魔晶石、見たことが無い。精々指で挟んで持てる程度の大きさしか見たことが無い。
あれほどの大きさなら、どれ程の魔力を、あれほどの純度なら、どれ程の複雑な術式を封じることができる。
さらに高く、アリサは飛ぶ。空に浮かぶ星と見分けがつかなくなる。魔晶石の輝きが増す。地上からもわかる程に。
……周囲の魔力が、アリサに集まってく。この感じ、城での最後の。なぜ最初から使わなかった。積極的に使いたくない理由でもあるのか……いや、考えるな、とにかく止めるぞ。
追いかける。くそっ。遠い。空中に盾を作り踏み台に、さらに上へ踏み切る。
見えたっ! アリサが手を前に構える。
「アリサぁああああ!」
「……くっ」
悔し気に呻きながらも、アリサは世界の穴から目を逸らさない。
膨大な魔力が、世界の穴に向けて放たれた。……一体、何を。
飛び込んでいくアリサを追って、俺も世界の穴に飛び込んだ。手を、掴んだ。
「……ここ、は」
「馬鹿。あなた」
ぼやけた視界が定まっていく。頭が潰されそうな痛み。内臓が身体の中でぐちゃぐちゃにかき回された気分。立てない。手足の感覚が覚束ない。身体が熱いのに、寒い。
「本当に、馬鹿」
そんな中でも、アリサの声が、はっきりと聞こえる。
視界が完全に定まった。
「馬鹿だけど、ごめんなさい。それと、ありがとう。手を掴んでくれなかったら、世界の狭間で彷徨うことになっていた。アリサは」
上から、アリサが覗き込んでいた。額に当てられた冷たい感触に気づいた、アリサの手だ。
「もう少しじっとしていて。今、抜いてる。余計な魔力。魔力酔いしてる。あなた」
「魔力酔い……?」
「神霊の魔力が吹き荒れる場所。世界の狭間。無防備に飛び込めば、そうなるのも当然。大量に押し込まれた。魔力を。それも、人が扱えない魔力を。放っておくと、暴走して死ぬ」
「そ、そうか。悪い。世話をかける」
「当然のことをしている。アリサは」
身体の中をかき回していた何かが、取り除かれている感じがする。気持ち悪さは残っているが、段々と収まって来た。
「……観測できなかった、アリサの世界が。最高火力で吹き荒れる魔力を散らしても。あなたが手を掴んでくれたから、飛び込んでからも、戻れた。こっちの世界に」
「そっか。良かったよ。役に立てて」
「甘かった。認識。もっと真摯に受け止めるべきだった。あなたの忠言」
「仕方ないさ。責任ある立場だからな、アリサは」
頭の中がスッキリして来て、少しずつ、何があったのかを思い出してきた。
飛び込んだ先で感じた圧倒的な魔力の奔流。見える景色は星の海。これらの見える星一つ一つが、世界だと直感する。
手を、掴んでいた。それだけが、この無茶苦茶な世界と、俺が知っている世界を繋ぎとめる、上下左右すらわからなくなる中で、ただ一つの知っている感覚。
そして、それから。
「馬鹿、あなた」
何かが吹き荒れる音に紛れて、アリサの声が聞こえた。ずっと掴んでいた手が離れて、代わりに腰から担ぎ上げられて。
「……助けられたの、俺だと思う」
「見失っていた可能性が高い。この世界を。あなたがいなかったら。あなたとこの世界の繋がりが無かったら」
手足の感覚が戻って来た。……そういえば。
「これ」
頭の下に敷かれているものに触れる。高さは丁度良い。程よく柔らかく、何だろう、優しさがある。だが、これ……膝、だよな。誰の? アリサのしか、ないだろ。
「あ、アリサ?」
「ん?」
きょとんとアリサは首を傾げた。
慌てて身体を起こす。
「あー。嬉しい、けど。その……いや、ありがとう」
「そう。……っ」
「アリサ?」
アリサが、頭を抑えて呻く。そうだ。アリサだって世界の狭間に入った。何も無い筈がない。
「……問題無い。今来ただけ、反動。拘束解放の……一日使えなくなる。魔術」
「マジで」
「そう、マジ。強制的に活性化させる。魔力炉と魔力回路。奥の手、アリサの」
拘束解放……あの時、城での戦いの時にも使っていたあれ。発動してすぐに転移させられたけど、本当に運が良かったんだな。
世界の狭間の、あの膨大な魔力の奔流を一時的ながら散らせるほどの威力を放てるようになるとは。
「ほら、乗れ。運んでやる」
「……あなたも、万全じゃない」
「魔術が使えないアリサよりは万全だ」
「そう……正しい。それは」
「軽いな」
「そう。魔術、少しずつ使ってみて。身体の魔力を入れ替えていくのも必要。調整はする」
強化の魔術を発動し、夜空に向けて飛ぶ。夜の街を二人で。屋根から屋根へ、走り抜ける。
「悪くない、この感じ」
「お気に召したのなら何よりだよ」
すっかり夜の闇が家々を飲み込み、でも、少し高く飛んで大きな道路の方に目を向ければ、この時間もトラックが走っている。ぽつりぽつりと、二十四時間営業している店の光も見える。
「……綺麗」
そっとアリサは呟く。
俺の判断は、結果的に間違ってはいなかった。でも、結果的には、だ。
俺のやっていることは、正しいのだろうか。少なくとも今、俺は自分のやっていることを、自信をもって正しいとは、言えない。
結局のところ俺は、俺のエゴを、罪悪感から押し付けているに過ぎないのだ。
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