詩 俺の初恋が音を立てて崩れていきそう
仲仁へび(旧:離久)
第1話
「一体、彼女に何があったと言うんだ」
「次に会った時、俺の初恋の人は変貌していた」
俺の初恋が崩れていった
音を立てて崩れていった
そりゃもう 盛大に崩れていった
どうしてこんなにと思うくらい
がらがら大きく 崩れていった
何があったら そうなるんだ「え?」「うそだろ」
どこをどうしたら そうなるんだ「なんで?」「どうして」
理解できない 分からない
とにかく 現実 拒否していい?
とにかく 何かが あったんだ
真相解明 原因追及
探偵なりきり 暗躍中
どんな過去があったんだ?
どんな悲劇が起こったの?
君を知りたい そうしたい
分かりたいから 追いかける
変質的だね 妄執だね
罵詈雑言も投げつけられた
それでも やめない やめれない
「心配だから?」 (そうだから?)
「愛してるから?」(好きだから!)
「一目ぼれです」(……)
「それだけです」(……)
それで十分 動く理由は
「ストーリー」
いつまでも昔の儘でいられるような人間はいない。
誰だって現実を知って変わっていく。
そうでしょ?
でも、あなたは変わらないのね。
どうして、まだ……私を好きだと言えるの?
詩 俺の初恋が音を立てて崩れていきそう 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます