「超能戦隊レットゥルトゥーア」改め「爆裂ピュアリン!」
https://kakuyomu.jp/works/16816410413893332254
ラスト前、5人の戦士の顔合わせの後を書いてもらいました。
《では君達に戦う為の力、超能力の幾つかを貸与したいと思う。念動力、瞬間転移、肉体強化、発火能力、精神感応の5つだ。この中から被らないように選択してくれ給え》
ここからは戦士各人の台詞が散発するので、誰がどの発言か分かりやすくするために、発言の前に『色』を置いて区別する。
青「せっかくの顔合わせなのにリモートでなんて残念ね。猫ちゃんモフモフしたかったのに…」
赤「そんな事より服の色が気に入らないから変更して欲しいんですけどー? あたしピンクが良いって言ったじゃん。なんでそんなゴリラみたいな奴がピンクであたしがダッサイ赤なのよ?」
青「あ、なら私もピンクが良いわ。青って老けて見えるから嫌なのよね」
桃「我、黒、所望」
緑「ふっ、高貴な黒は私にこそ相応しい…」
好き勝手に喋りだす戦士達。何だ? 地球人てのは会議もまともに出来ない連中なのか?
赤「もーいーじゃん、皆でピンクにしよーよ、可愛くなるよ」
青「そうね。統一感があった方が見栄えが良いかもね。黄色の
和美に話を振られたエイミーだが、軽いノリについていけないのか困り顔で苦笑していた。
《お前ら
黄「ではあの、ちょっと良いですか?」
そう言ってエイミーが右手を軽く挙げる。
《発言を許可する。どうした?》
俺の言葉にエイミーは申し訳なさそうに口を開く。
黄「あの、私は日本語が分からないので、猫ちゃん以外の皆さんが何を言っているのかまるで理解できないのですが…?」
…なん、だと…?
俺と戦士達は
地球人が惑星統一言語を持たないとは盲点だった。そこまで未開の星だったとは……。
仕方ないのでエイミーの思念を俺が通訳して他の4人に流すことにする。ミナレガのリサーチ不足で余計な手間が増えてしまった。
《では気を取り直して能力の配分に移りたいと思う。各人希望の能力があるなら言ってくれ》
赤「はい! あたし
青「あ、それなら私も
黄「私も
《被らせるなって言ってんだろ! 他の2人も
緑「ふっ、全てを
桃「我、肉体強化、希望」
《…よろしい、では被った3人で話し合って決めてくれ。残るは念動力と精神感応だ》
その後、譲った和美が精神感応を選択し、咲子とエイミーでリモートジャンケンの結果、咲子が
よし、今日はこんな所だな。そろそろ侵略者ズコビェースの尖兵が地球にやってくるだろう、新たな力を試すのは本番でも大丈夫なはずだ。
ただ、この時のエイミーがまるで世界の終わりみたいな表情をしている事に、俺は全く気が付いていなかった。
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◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 【第1章】
異世界からの使者 第1節 勇者誕生 ─完─ 【後書き】
※本エピソードは本編と関係ありません
※読まなくても問題ないです
※お知らせ的な内容になります
※本編を読んでからの方が分かりやすいかもしれません
※このページはあとがきとして書いています 。
【作者からのお礼とお詫び】
いつも本作品をお読み頂きありがとうございます。作者の橘 優希(たちばなゆうき)です。
読者の皆様のおかげで本作も無事に第一巻が発売されました。
ここまでこれたのはひとえに応援してくれた皆様のおかげです。本当に感謝しております。
さて、早速ではありますが、本作を最後まで読んで下さった皆様にご報告させて下さい。
実は、本作の最終更新日である12/7の時点で、本作はまだ完結していませんでした。
しかし、作者の事情により、このままでは更新が間に合わないと判断し、急遽この場を借りて完結扱いにする事を決めました。
本来であれば最終話まで更新し、皆さまに感謝の言葉を伝えてからにするべきだったのですが、これ以上の更新は不可能と判断した為、このような形を取らせていただきました。
勝手なお願いとは承知していますが、どうかご理解いただけると幸いです。
最後に、これまでお付き合いしてくださり、本当にありがとうございました。
またいつか、別の作品で皆様と出会える事を心より願っております。
【宣伝】
書籍版最新刊、明日1/10に発売されます。是非よろしくお願いします。
https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000176/
☆ちありや寸評☆
勝手に終わらせるなーっ!! そもそも橘某って誰?!w
しかも何かエタり癖ありそうな凄いダメな感じの作者さんやんw
それなのに新刊出せるの?! 羨ましいなぁ!w
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