第6話 笑おう
次の日には傷はふさがっていたので戦場に駆り出された。久しぶりに剣を振るうので行きは少し心配だった。戦地にたどり着き僕と彼女が一番最初に思ったのは、ここに伝説の剣の持ち主がいるという悪寒にも似た感覚だった。
僕は急いで剣を鞘から抜き、目の前の敵に向かって構える。気合を入れて、その場から全力で走り相手との距離を詰める。相手もただ立っているだけの人形じゃないので、ライフルを構えトリガーを引いた。ライフルはとても連射力が高いため、防御に徹しなければ攻撃に当たってしまう。だが僕がずっと不思議に思っていた、僕の技。
ライフルのための弾道から瞬間ではなれて、弾を回避する。相手は急いでこちらに標準をあわせる。その打てないを間を狙って思いっきり距離を詰める。
相手はライフルを思いっきりこちらに投げてくる。不意の出来事に瞬間的な反応で剣を横にして別の方向に飛ばす。だがライフルを飛ばした時に剣を振ったせいで剣を元の位置に戻せなくなる。まずいと思ったがやってしまたことはしょうがない。次の策を頭をフル回転させて考える。そいつはライフルがないから打てないから危険性はない。ならば気にするべきは、現在進行系で銃を構えている奴らだろう。
思いっきり力を込めて剣を振る。目の前にいた奴が後ろ飛びをして剣を躱した。
そうこれが狙い。目の前のやつが斜線を切ってくれたので、元の位置に戻す猶予が生まれる。その猶予をフる利用して剣を構えていつでも振れるように準備する。
斜線から目の前のやつが外れた瞬間、一斉射撃が始まる。自分には盾を作るなどの能力は持っていないが、さっきのように斜線から離れれば相手は撃てなくなる。
一斉射撃開始と、同時に今までにないくらい本気で相手を殺しに行く。
「悪い、いつもなら生きて帰らせるのに今回はそんな余裕はなさそうだ。だが絶対におまえらの死は無駄にはさせない。」これが僕ができる最後の償いだ。
さっきまで目の前にいたやつ目の前に一気せめて首を正確に狙い切り落とす。
ザスという音の後にゴトンと音がなる。剣には血がついている。
その首のなくなった死体を斜線をきる道具として使い。次のターゲットに狙いを定めて殺しに行く。結局腹にまた一発弾を喰らったが相手の部隊を全滅させた。
最後のやつが言ってた<お前は俺たちを殺したことに負い目を感じて生きることはない忘れろ、そして最後に笑え>
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