第2話 世界戦争
なぜ僕の能力がC−なのか気になっている人もいると思う。その理由は能力を使ったときによる反動である。能力を使うというのは、人の道を外すことにもつながる。
その結果、人であることはできなくなるかもしれない。そう皆さんが思うとおりです。僕がこの能力を使えば僕は人間ではいあられなくなる。姿形がそのままでも、
僕という人間は能力を使った時点で死んでしまう。だから実質無能力なので、C−である。まぁでもこの剣があれば、能力者と同等に戦える。
僕は反政府組織撲滅軍の特別戦士隊の2番である。この組織は政府自ら作った政府の最後の砦である。あの剣を持っている人間はこの特別戦士隊に配属される。
今の所、二人しかいない。政府が恐れているのは、その送り先が僕達以外一人もわかっていないことだった。もしも反政府組織に残りの八人がいたら勝ち目はない。
だが、今の所戦っていて現れたケースは一回もないので大丈夫だと思われている。
もうひとりのメンバーは女子で能力はそのものが一番大事にしていたものの中にそのものの記憶を入れることができる。まぁこれもほとんど戦闘には役に立たないので、僕と同じ実質的無能力者である。だが彼女の持っている武器は、<キューブガン>
というキューブの形をしたレールガンのようなものでための時間はほとんどなく、
一発の威力が調整できるとはいえ最大火力でたまの通り道に谷を作る威力を持っている。さすがの作り主もこの威力にはびっくりしたことだろう。
明るい雰囲気なのは今のうちで、午後からまた内戦が始まる。
戦争を終わらせるためには、何をすればいいのかそれすら考える余裕はなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます