モバイルメモ)2049年1月18日(月) 就職を決意
面接の翌日、つまり、昨日。連絡先を交換したお嬢様から、私たちはぜひあなたに来てほしい、と連絡があった。まる一昼夜考えて、そして決意した。背中を押したのは、顔も知らない、夜間高校の“友人”がくれた言葉。
そうだ、舟を、漕ぎ出そう―。
家族は私の決断に驚いようだった。家業を継ぐ私の夢を潰したと自責の念に駆られている父は『すまない』と言って目を逸らした。私が、決めたことなのに。
…私、こんな言葉を聞くのが嫌で、住み込みを受けたのかも。
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