第2話 林の苦悩

林は考えていた、なんで戦争を始めたのかを

R国の利権が欲しかった、だがR国の国王が

こちらの言い分を聞かない、なので憲法9条を

変えてミサイルを打ち込んでやった。


林はこれで間違っていないと思っている。

この戦争には間違いなく勝利し、利権が手にはいる。

そうしたら憲法9条を復活させればいい。

林も憲法9条が間違っているとはいわない。

子供の頃戦争はいけないことだと小学校であれだけ

習ったんだ、悪いことなのはわかっている。


この戦争が終われば林は総理を引退し、他のものに譲ると

考えていた、利権が簡単にはいるのであれば戦争なんてしたくなかった。

利権が手に入らないから戦争を始めた、国の自分勝手な戦争だ


厄介なのはあの二人だ、あの二人の発言で世論が変わるとは思っていないが

戦争反対のデモの人数も増えて来ている。全員女性だ。

【うちの旦那を返せ】というプラカードを持ってるのは村上と原の奥さんだ


赤紙には行く・行かないで丸をしてポストにいれる仕組みになっている。

全員が行くと思っていたが二人ほど行かないと◯を書いてきた。


一人は知らないが、一人は小学校の同級生で、道徳の時間に

「戦争はいろんな人が死ぬので駄目です」と答えていたやつだった。

村上は変わらないなと思った。


二人はこれから洗脳をしていく、戦争に行きたくなるように

村上の言うことを全面的にいうことをきくように洗脳をしていく


この洗脳にかからなかったのはヒトラーくらいだと言われている

洗脳術がある、これからは村上専用のロボットになるのだ

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