第8話

幼稚園や小学校が始まると、早寝早起きをして、学校中心の暮らしになった。

心がしんどい日もあった。親同士の人付き合いも苦手だったが必死にがんばった。

一日が終わると、子供に劣らず親もへとへと。こころおれていた。

どうしてもご飯をつくれない日は「今日は休もう!しんどい日の何でも炊飯器ご飯」だった。

炊飯器に入れて鶏ももなどを一緒に味付けしてすいっちをいれるだけの「とりめし」

何度お世話になっただろう。一度失敗したのは殻付き卵をごろごろいれてたいたごはん。夫が笑った。。


一週間子どもは色々冒険もして、同時に困ったトラブルも持ちかえってくる。

家族で作戦会議だ。

つらい時もうれしい時も家族でご飯を食べた。



「きょうはみんなでなべやきうどんをしました。

 ひとりひとつたべました

 こたつでみんなでたべました

 ぼくは、ふゆだなぁとおもいました」

こんな作文を下の子が書いた。

具がいっぱいの鍋焼きうどんだ。なると、お肉の甘辛煮、半熟卵

てんぷら、ほうれんそう、、、。





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