続編が読みたくなる

この10話までで、プロローグを読んだという印象で、今後の更なる展開を期待してしまいます。
今回の作品では、捜査一課と真名課のメンバーたちのキャラクターと人間関係、真名や権化と呼ばれる力、真名に目覚た人間を売買する「闇市」とそこで売買された「アオ(青)」と呼ばれる子供(「闇人間」とも描写されていました)など、一通りの構成要素が登場しました。
そして、「アオ」の救出劇とその後日談を通して、これらの構成要素がとても綺麗な流れで展開されており、理解しやすく興味をそそられました。
物語は一旦完結していますが、新米刑事の成長、壮大な悪の存在を予感させる「闇市」、「青」のその後、「真名」に目覚めるとはどういうことか、など気になるところは盛り沢山です。是非、続編を読んでみたいと思いました。

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