第7話 保田先生へ

 どうも、こんにちはです。僕は相変わらずです。先生はまだ福岡高にいらっしゃいますか。


 高校に入って、初めに春を感じたのは保田先生でしたよ。今だから言えますが他の奴も言ってましたが、一番倫理をやっちゃいけない先生。破天荒で、そして時にスラッと切れ味のいいアイロニーを繰り出す授業はとても好きでした。前に述べましたが紹介頂いて読んだ『気楽に殺ろうよ』と、『総員玉砕せよ』この2作は衝撃がありましたよ。マンガ家のブラックユーモアの存在なんて全く知りませんでしたし、メタルギアに出てくるような白人ならともかく、日本兵がゴキブリのように射殺される姿と。さて、強制連行によるp所はほんとにあるんですかね……。言う人が言えば、この漫画で水木しげるが言ってるから慰安所は実際にある、ともなるようですが。


 あと1年遅れてたら先生の授業が最後まで受けられなかったと思うと……。


 保田先生とまた授業外に一対一で話したいものです。


(終わり以下追記)

 一番最初に高校らしい個性的な授業をやってくれた先生です。最初の授業では、制服はあるべきか、を討論されるところから始まり。

 1年の終わりに、みつきに対する陰口を告発してガキをとっちめようと思ったのを時期尚早と言って引きとどめてくれたり。さすがに残りの2年を気まずい立場でやるのはまずいですからね……。

 ちょっと非常勤なので、しかも2年では体調を崩したので2年以降は話す機会が中々取れなかったのがとても残念ですよ。

 破天荒であるだけじゃなく、そこから鋭い指摘を入れたりして。遊び心があるので生徒からとても好かれるタイプですよ。

 では。

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