歳を重ねても好きなものは好きでいたい

ゆーにゃん

年老いても推しを好きでいたい

 今はいい。推しのために働いて、推しのためにお金を使って、推しのために頑張る。


 しかし、歳を重ね体に限界が来た時、推しのために何ができるだろう……。

 年老いて、今まで通りに好きと言えるのだろうか……。いや、言いたい。思い出も記憶に残し続けたい。


 88歳の自分を想像できない。○○が好き、○○のイベントに行きたい、○○ために。とはいかなくなるだろう。体力も、記憶力も、もしかしたら誰かの手を借りなければならなくなるかもしれない。


 やはり、想像はできない。


 推しのために生きていると言っていい今では、推しが好きだと宣言できるし、そのために稼ぎイベントに赴き、欲しい物を買いまくって何事にも真剣だ。


 ライブが開催されると知った時には、痛バを作らなくちゃ、ライブグッズを買わなくちゃ、心の底から楽しむために体調管理もしっかりしなくてはと考える。


 はたまた、缶バッジや色紙、クリアファイル、アクリルスタンドやキーホルダーなどといったグッズ情報収集は必須。

 発売月や日が分かると予定があってもそっちのけで推しグッズを買いに走るほど。

 十代の頃はお金もなくグッズを扱う専門ショップに行く回数は少なかったが、二十代になり自分で稼げるようになり行く回数は倍以上に増えた。


 活力、気力、体力もあるから問題ない。

 だがそれは、若いからである。

 

 きっとこの先の未来、今のままではいられない。

 それでも、今のように推しが好き、推しのために頑張れると88歳になっても言いたい。

 好きという気持ちを忘れたくない。

 これから先も、推しを好きでいたいんだと思い続けたい。

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歳を重ねても好きなものは好きでいたい ゆーにゃん @ykak-1012

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