俺の秘密が早々に分かる展開ですが、いわゆる倒叙ミステリー枠に押し込んでいいと思わせる筆の冴えです。文字通り赤裸々に語られる日々に笑ったり不安になったり(自分もそうだったらどうしよう、とかね)最後のオチは妙に安心しました。やはり恋人に隠し事は良くないですから。