エピソード9

なんでアリスはいきなり単独なんだ?

経験を積ませるなら、俺らと一緒でもよくね?

「アリス。その単独任務の理由なんだが、」

「何か重要な問題があるんですか?美香さん。」

「それがだな。何も言われていない。」

え?何も言われてないだと?

「我々は一応政府に属する傭兵部隊。こう言った情報などはすぐに分かっても良いのだが、」

「だが、?」

「私の推測でしかないが、いや。私が言うことじゃないな。自分で確かめてみるのが一番いいだろう。」

「美香さん!教えてください!」

あーね。なんとなく分かったわ。蒼堂の言いたい事。

「鬼刃さん!何か知ってるんですか!?

顔に出てましたよ!」

「いや。俺は知らない。とりあえず蒼堂の言ったとうりにしてみたらどうだ?」

アリスの顔は納得してないが、とりあえず逃げ切った。

「そういえば、そろそろ昼食の時間ですが、今日の当番私なんですよね。」

「えっそうなんですか?鳳仙さん。」

「攻浜さんは何か食べたいものとかありますか?」

「何だろう、、、強いて言うなら麺類ですかね。」

「「あ、俺らも麺類賛成〜」」

お!お前もか、タオ。

「じゃあちょっと待っててください!」



1時間後



「「「「「「ご馳走さまでしたー」」」」」」

「いやー鳳仙お前すごいな!めっちゃ料理上手いじゃないか!」

「いえいえ!そんなことありませんよ!」

何はともあれまじでうまかった。

「忘れかけていたが、4ヶ月後から、アリスの単独任務を開始する。全員サポートできることは全力でやれ。」

「「「「「了解!」」」」」

頑張れよアリス!俺も陰ながら応援するぜ!

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