エピソード6

「フンッ!!!」

 いきなり現れたメリナに似た女が、思いっきり、敵をぶん投げた。

「貴方が鬼刃さんですね?」

「そうですけどぉ!今は、戦闘に集中した方がいいのでは?」

「そうですね!」



 10分後



「え?貴方がアリスさん?」

 まじかよ。今日は、体調が良くないって言ってなかったっけ?

「おねーちゃん!」

「あら、メリナじゃないの。」

「おねーちゃんは、寝てなきゃダメだよ!今日はいつもより頭痛とか、酷いんでしょ!?」

「大丈夫よ。そんなに心配しなくても。」

「あ、あのー。」

「あ!申し遅れました!私、フェルノルカ家の末裔、アリス・ボン・フェルノルカと申します!」

「「「「「あなたがー!?」」」」」

「はい!なにか問題でもありましたか?」

 F2全員揃って口ポカーンだわ。ヤベェだろ。

「どうも。F2の隊長をしています、蒼堂と言います。」

「そうでしたか!」

「あ、あと!皆さん今日からよろしくお願いします!」

 へ?ん?ドユコト?

「お前ら、対談と言うのは嘘だ。今日からアリスさんは、国からの命令で、F2の正式なメンバーだ。」

「そう言う事なので!みんなで頑張りましょう!」

「そういえば、長は大丈夫でしょうか?」

「「「「「「あ、、、忘れてたー!」」」」」」

 アリス、早速だがこれはヤベエぞ!

「メリナも付いて来なさい!」

 すげー。ちゃんと姉っぽい事もしてんだなあ。

 ドテっ。

 え?

「おねーちゃん!なんで撃たれてるのー!?」

 何か前から気配がする。

「総員、臨戦体制!これより、命令終了まで、発砲を許可する!」

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