梅おにぎりを食べたような青春。


席替えのイベントはありきたりだ。


隣になった女子との会話を楽しむ。


当たり障りもないアニメイトのクリアファイル、もしくは下敷きのお話もあった。


もう一つの顛末がある。


チャレンジの110ポイントの小型マッサージ器を協調性のない男は中学校に持ち込む。


マッサージのミームは変態に思える。


結果、大惨事の凶行が起きてしまう。


それでも、彼女はこう言った。


「また、あの本の続き、借りたいな」


それへの事を失念していた。

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