第161話
僕達は王都から出て森の中を進むことにした
入る時はあんなに苦労したのに出る時はすんなり出られた
「街道から外れて森の中を進んでいこう」
と言うと2人とも頷いてくれたので街道を逸れていく。3日くらいで着く予定だ
道中の魔物はグエンがいるから問題ないだろうしね
みんなでくだらない話をしながら歩いていると
『エスタ!もうみんな帰ってきてエスタのこと待ってるわよ』
『え、みんな戻ってきてくれてるの?』
『うん。私が知らせておいたんだ』
『わかった。僕達も少し急いでいくよ』
「2人ともごめん!
今念話が来てみんな帰ってきてるって言うから急ぎたいんだけどいい?」
2人とも問題ないようだ
少し移動速度を上げて進んでいると
「エスタ、我の上に乗って行くか?」
「え?グエンの上?」
「うむ。我が大きくなった上に乗っていけば良い」
「3人も乗れる?
ルークとかデカくて重そうだけど」
「おい、エスタ!
それどういうことだよっ!」
「あ、聞こえてた?
体格がいいからって事だよ!」
「問題ない」
そう言うとグエンは大きくなっていった
大きくなったグエンを見てルークは泣きそうになってた
「お、おいエスタホントに大丈夫なのかよ…」
「大丈夫だよ
グエンは優しいからね」
グエンの上に僕が乗って大丈夫だとアピールする
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