第152話

「2人ともありがとう!

これからもよろしくね!」


という事で城の中の売れそうな物を回収しながら探索をして城のてっぺんから周りを見てみる。

城下町の周りには大きくて頑丈そうな外壁が1部だけ残ってる。長い年月が経って崩れたのか、魔物に壊されたのか


とりあえず探索はこれくらいかな


「よし。今日は帰ろうか

明日は長旅に備えて買い物をして明後日から

異世界の転移魔法陣を探しに行こう!」


「そうだな

腹減ったし帰るか」


という事で帰ることにする

帰る時は転移してきた場所に転移魔法陣ができるらしい。それに乗って転移と言うと王都のギルドに帰れるそうだ


早速帰ってご飯を食べようとしていると


『エスタ!?エスタ!』


とクリスから念話が届いた


『クリス?どうしたの?』


『よかった!!

ずっと念話繋がらなかったから心配で…

グエンも心配してそっちに探しに行ったわ』


『あーゲートの先には念話が届かないのか

グエンがこっちに来るの?

そっちはグエン居ないと何かあった時大丈夫?』


『ザルト達がたまに顔出してくれるし大丈夫だからグエンを連れて行って

ドーラも心配してるのよ』


『分かったよ!

ありがとう!明後日からどれくらいの期間になるかわかんないけど別の世界に行ってくるから念話出来なくなるかもしれない』


『え!?

ちょっと待って』


そう言って念話が、終わったのでご飯を食べてると


『ドーラが念話出来なくなるなら1回帰ってきてって言ってるわよ

ステアの花も秘薬かけたらすぐできるからいっぱいあるし』


「2人ともごめん!

お母さんがゲートの先に行くなら念話出来なくなるから行く前に顔出して欲しいって言ってるんだ。明日一緒に行って戻ってきてからゲートに行ってもいい?」


「いいぞ」


「私も問題ない」


『じゃあ明日からそっちに戻るよ!』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る