第151話

「ったく!ちゃんと説明してからにしろよ」


「びっくりした」


「ごめんごめん」


次からはちゃんと説明しよう


「んで、何か分かったんだよな?」


「うん。ゲートについてね!

分かってることは少ないけど」


「何がわかったんだよ」


「まずゲートはほかの世界に繋がってるってことだね

これは魔物が多くて困ってる世界が転移魔法陣を設置したみたい」


「異世界ってことか?

じゃあ滅んだってことはこの世界の魔物は多すぎて対処しきれなかったってことか」


「うん。それとゲートは少なくとも3つの世界に繋がってて、その中でどこの世界に行くかはわかってないみたいだからね…」


「って言うことは人知れず滅びた世界が他にもあるかもってことだな」


「うん。

ルーク僕が冒険者になる前に決めたこと覚えてる?」


「困ってる人を少しでも減らしたいってやつか?」


「うん。他の世界の人に頼らないと行けないくらい困ってる人がいるってことだよね

僕はゲートの謎をといて、他の世界を助けたい」


「面白そうだな!

よっしゃ!俺も一緒にやるぜ!」


「もちろん私も」


「2人ともいいの?

転移した場所からその世界の転移魔法陣を探そうと思ってるからどれだけの時間がかかるかわかんないよ?」


「何も問題ねーよ」


「私はこっちに知り合いも少ないしね」

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