第150話

やっぱり別の世界だったんだ。

ってことはその世界は滅びてしまったけど転移魔法陣は消えてないってことだよね。

他の本も読んでみる。


ゲートは少なくとも3つの世界に繋がっているらしい。

金貨の模様で少なくとも3種類はあったと報告があるそうだ

そうか。

何個もの世界に繋がってるから魔物が完全にいなくなることがないのか。もしくはいなくなっても毎回違う場所だからいなくなったかの確認が出来ないという事か


ってことは僕が来たこの世界も

魔物に滅ぼされた世界の1つか…

城の外には魔物がいるんだろうな


とりあえず分かるのは

転移魔法陣は別の世界に繋がっている。

繋がっている世界は多数存在する。

僕たちが来たこの世界は魔物に滅ぼされた後

今はこれくらいかな

2人にも教えてあげよう。


「2人とも!凄いことがわかったよ」


「エスタ!お前いきなり寝るなよ!

ふざけてんのか?」


「エスタさすがにいきなり寝るのは無い」


あ、2人には賢者の宝玉のこと説明してなかったかも…


「ごめん!前ダンジョンで賢者の宝玉って言うのを見つけたんだ。

それの力で僕は今までの賢者の宝玉の所有者の記憶?知恵?を見ることができるんだ

それで今はゲートの事を調べてきた」


「賢者の宝玉?聞いたことねーな」


「あ、私にあった時も寝てたよね

あれもそうなの?」


「賢者の宝玉は1つしかないらしいからね

あー、アカリの時は異世界転移について調べてたんだ」

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