第145話

翌朝起きてからご飯を食べて

予定通りゲートに行くことにした。


ゲートはギルドの地下にあるらしい


「それってゲートから魔物出てきたりしないの?」


「何十年かに1回くらいは、あるらしいな

でもギルドの職員は戦える人が多いから問題ないんだってよ」


「それなら安心なのかな?」


「少なくとも今までは被害でてないらしいぞ」


そんな話をしながらギルドに向かう

ギルドの中に入ると受付に行って


「ゲートに3人で入りたいんだけど」


とルークが声をかけると

顔見知りなのか


「あら、ルーク君おはよう!

今日は1人じゃないのね」


と仲良く話してる

少しの間話を聞いてると許可が出たようで

受付の奥にある扉の中に入れてもらう

その先は階段になってて地下にあるゲートに続いてるようだ


緊張しながらルークの後に着いていく


「エスタそんなに緊張しなくてもすぐ魔物が襲ってくる訳じゃないから大丈夫だ」


笑いながら言われた…

ちょっと恥ずかしいな


五分くらい階段を降りるとようやく下につく

そこには鉄の扉があった

魔物が出てきた時に直ぐに地上に上がらないようにするためかな?

鉄の扉の前には鎧をきた男の人が2人立っている


「おはよう

今日は3人で入りたいんだけど」


「ああ、ルークか

1人じゃないなんて珍しいな」


「同じ孤児院だったやつなんだよ」


やっぱり1年もこの街にいると色んな人と親しくなるんだなぁ


「エスタ行くぞ!」

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