第140話
「強くなる修行の為に王都に来たんだよ!
ルークはずっと王都で活動してるの?」
「強くなるためか!
俺はずっと王都だ!とりあえずどっかに座って話そうぜ!」
「わかった!
僕達は今着いたばっかりだから王都のこととかも教えてくれる?」
そう聞くと頷きながら着いてこいと行って歩き出したので着いていくと1軒の家に着いた
パーティハウスか何かかな?
「ここは俺が借りてる家だ
他に人がいないから邪魔が入ったりすることはない!ゆっくり話そうぜ!」
そう言いながら中に入ってリビングのソファに座るように言われた
「ルークかなり稼げてるんだね」
家はめちゃくちゃ綺麗で家の中の家具はどれも高そうだった
「あー、まあまあだな」
ルークがお茶を入れてきてくれた
「ありがとう」
「てか、エスタその子は誰だ?」
「あー、この子はアカリだよ
この間ゴブリンの巣で助けた子なんだけど行くところがないらしいから一緒に旅することになったんだ」
言われるまですっかり忘れてた…
「初めまして、アカリです」
「アカリか!よろしくな」
「で、エスタはここに車で何してたんだ?」
「あの後半年位はオースの街で薬草採取したりして生活してたんだけど、僕の生まれた村の生き残りが見つかったんだ。その中にお母さんが居て、ショックで声が出なくなっちゃってて治す為にカスーロのダンジョンに行って秘薬を探してたよ」
「え、お前のお母さん見つかったのか!?
良かったな」
ルークは泣きそうになりながら自分の事のように喜んでくれた
「うん。ホントにびっくりしたよ
5年近くも盗賊に捕まってたらしいからね…」
「それで声も出せなくなっちまったのか」
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