第139話

翌日は朝からまた並んで昼頃にようやく王都内に入ることが出来た

王都に入って昼ごはんをたべてからギルドに行くことにした


「昼ごはん何がいい?」


「んーこっちの料理ってわかんないのよね

エスタのおすすめでお願い」


僕も王都は初めてなんだけどね

適当に定食屋に入っておすすめを頼んだ


おすすめって言うだけあってめちゃくちゃ美味しかったし量も多いのに安かった。


ご飯をたべてからギルドに向かう


ギルドはやっぱり大きくてわかりやすいな

中に入ると作りはカスーロの街と変わらなかったけど中にいる人の多さは全然違った


なんでこんなに人が多いんだろう

そんな事を思いながらキョロキョロしてると


「お前、エスタか?」


と声がかけられた

もしかしてルークかな?

後ろを振り返るとかなり体格が良くて顔にでかい傷があって腰に長剣をさした男がいた

ルークはこんなに体格良くなかったはずだ


「すいません

どちら様ですか?」


「おい!俺の事忘れたのかよ!?

ルークだよルーク!

同じ孤児院にいただろ?」


やっぱりルークなの!?


「ルークってあのルーク?」


「おう!そうだよ!

もしかして忘れてたのか?」


「でも、僕の知ってるルークは

こんなにガタイのいいひとじゃなかったんだけど…」


「あれから1年も経ったからな

エスタはなんで王都に来たんだ?」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る