第117話

「支部長に直接売りたいものがあるんですけどダメですか?」


「私では不服だと言うことでしょうか?

失礼ながらお会いしたのは初めてだと思いますけど。」


うわーめっちゃ怒ってる

どうしようかな


「そういう訳じゃないんですけど…

支部長にエスタが来たって伝えるだけ伝えて貰えませんか?」


「かしこまりました」


凄い怒った感じで出ていった

やっぱり怒らせちゃったよなー


少し待ってると受付嬢さんと支部長が入ってきた

「エスタ君ワシに売りたいものっていうのはもしかして、あれかね?」


「はい、そうです!

他にもアイテムを売りたくて…」


「分かった

じゃあ、かなり高額になるだろうからギルドのカードに入れるということでいいかね?」


ギルドカードにお金入れることなんて出来たんだ。知らなかった

お母さんの所に置いていく分のお金だけ現金で貰おうかな


「白金貨1枚だけ現金でそれ以外はカードに入れて貰えますか?」


「白金貨1枚行けばいいですけどね!」

受付嬢さん余程怒ってるのか嫌味を言われてしまった


「エスタ君の売るものは1つで白金貨3枚は超えるよ」


「この冒険者がそれほど高価なものを持っているとおっしゃるのですか?」


支部長に言われてもやっぱり信じれないみたいだ。まあ僕弱そうだしね


とりあえずここで売るもの出せばいいかな?


「売りたいものはここで出して大丈夫ですか?」


支部長が頷いたので秘薬を2本とアイテムを取り出して行くと受付嬢さんの顔が真っ青になっていった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る