第116話

朝起きて準備をして

リビングに降りるとお母さんがご飯を用意してくれていた


「おはようお母さん!

僕達1週間後からしばらく旅に出てくるね!」

「分かったわ

気をつけて行ってくるのよ?」


と少し寂しそうな顔をしながら了承してくれた


朝ごはんを食べてから部屋に戻って

秘密の部屋にあったマジックバックの中のアイテムをしっかり確かめることにした


使わないものは売ってしまおうと思ってる


僕が使えそうな物は装備が1式あった

装備してたら素早さが上がる靴、攻撃を受けた時にダメージが半分になる皮鎧、攻撃力+100してくれる短剣、湯浴みしなくても魔力を流すと全身浄化してくれる首輪


使いそうなのはこれくらいかな


使い魔たちには収納リングがあったのでそれを持って行って貰うことにした

収納リングの説明では容量はかなりデカいし時間停止機能もついてるようだ

旅の途中で食べられるようにご飯をいっぱい入れてあげよう


他はお母さんが使いそうなアイテムがあればいいんだけど

何かないかなー

あれ?これなんていいんじゃないかな

結界アイテムか身の危険が迫ってる時に自動で結界が発動されるみたいだ 。クリスとグエンがいてこのアイテムまであったら心配しないで旅に出れるな


早速他のアイテムは売りに行こうかな


「ギルドに行ってくるね」

と声をかけギルドに向かう

今日は使い魔みんな一緒に行くことにした

ギルドに着いて鑑定部屋に入る

いつもの受付嬢さんとは違うみたいだ


「すいません

支部長を呼んで貰えますか?」

また騒ぎになっても嫌だし今日は売るものが多いから先に呼んでもらうことにした


「申し訳ありませんが

どういった用事でしょうか?

今日会う約束などしてますでしょうか?」


「いえ、約束はしてないです

用事はアイテムを売りたいんですけど」


「それでしたら私がお伺い致します。」


なんか警戒されてるな

まあ知らない冒険者がいきなり支部長呼べって言ったら警戒されるか…

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