第111話

「じゃあトムさん鑑定お願いします!」


そう言って渡すと

トムさんは


「こんなもの見た事もない…

一体なんなんだ」


と言いながら鑑定する


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賢者の宝玉

この宝玉の所有者は賢者のごとく知恵を

与えられる。

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なんだこれ…

めちゃくちゃ頭が良くなるってことだよね?


あれ、でもグエンが言う強さとは

関係ないような?


めちゃくちゃ凄い宝玉なのは分かるけど

こんなの本当に国宝でも無さそうだな


「なんなんだこれは…

こんなの聞いたことも無い…」


支部長でも聞いたことないのか


「俺も初めて聞くけどどれくらい凄いのかはイマイチわかんねーな」


確かに賢者のごとく知恵って言われてもピンと来ないよね


それにこの所有者って言うのは誰が決めるのかな

持ってすぐ決まるなら僕になってるだろうし

そう思いながら賢者の宝玉を持って握ったりして色々な角度から見てみる。

でも何もおこらない


「何も起きないなー」


とりあえず何も起きないからポケットに宝玉をしまって


支部長とザルトさんに


「じゃあ僕は帰りますね!

ザルトさん後で待ってます!」


そう言って訓練場を出ようとすると


「ひ、秘薬は売らないのかね!?

凄い大金になるぞ」


そう支部長に声をかけられたので


「僕は母に使うために秘薬を探してただけなので」


と言って訓練場を、出た

家に帰る途中で珍しい甘味がないかなどを

見ながら歩いて行く


今日は珍しい甘味はなさそうだったな

家に着いたので早速お母さんに秘薬を飲ませる

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