第94話
「よし分かった
その代わりこの大剣はここで貰っていくぞ?
ギルドで正式に鑑定してもらう」
確かに紙に書いてるから本物とは限らないよね
「分かりました
じゃあ秘密の部屋の場所を教えます」
ちょっとムッとした顔のザルトさんに止められる
「俺がこのまま大剣を持って逃げたらどうするんだ。依頼を達成するって保証はないんだぞ
あんまり他人を信用しすぎるな」
こうやって言ってくれるザルトさんだから信じてるんだけどな
そう言っても聞いてもらえなさそうだから話を変える
「じゃあ明日一緒に秘密の部屋に行ってそこでこの大剣を渡すってことにしましょう
どうですか?」
「それならいいだろう
明日の朝イチでダンジョン前に集合だな」
その後は秘密の部屋で何があったのか等色々質問されてそれに答えたりしながら
楽しい飲み会をした
楽しくてついつい時間を忘れているとかなり時間が経ってたようで
『私先に寝てるから
早く帰ってくるのよ
おやすみ』
とお母さんから念話が来た
『分かったよ!
おやすみ』
そう返事をして
僕達もそろそろ帰ろうかという話になった
「じゃあ今日はありがとうございました!
明日よろしくお願いします!」
とザルトさんに頭を下げる
「おう、じゃあ明日なおやすみ!」
そう言ってザルトさんは帰って行った
僕も家に戻って湯浴みをして寝る準備を整えて眠りについた
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