第84話

翌日起きて準備をする

今日の行動方針は22Fに繋がる階段を探すことだ

ダンたちは他に秘密の部屋を探してみるそうだ


25Fのボス部屋突破して転移魔法陣を使えるようにして戻るのが理想的だ


昨日途中になってしまった通路をひたすら歩く

ダンジョン内だと日がないから時間がわからなくなる人が多いそうだが


僕は外にいるクリスから念話で朝、昼、夜に定期的に連絡してくれるようにお願いしてある

朝の連絡の後連絡来てないからまだ昼になってないんだろう

体感はもう夜だろって言うくらい歩いた気がするんだけどね…


と、くだらないことを考えながら歩いてると

ダンが何かを見つけたようだ

なんでも壁に穴が空いているらしい


奥に道があるって事かな


「ダン、無理しない程度に見てきてくれる?」


了解だよーと元気に返事をして飛んでいったので戻ってくるまでそこで待機してることにした


宝箱あるかなーなどと話しながら5分くらいたった頃にダンが戻ってきた


「奥の方にボスの部屋みたいな扉があったよ」


ここは21Fだからボス部屋はないはずだしなんなんだろうか気になるけど怖いな


とりあえず今日は登れそうもないし諦めようとした時に


「私の影に入って行けばいいじゃない」


あ、そう言えばレベルアップで【影操り】の出来ることが増えたって言ってたな


「僕でも入れるの?

それならお願いしようかな」


部屋に入るかどうかは置いといてとりあえず見に行ってみる事にした


上に昇って少し行くと確かに扉があった


気になる怖いけど気になる


「どうしようか」


「僕は入ってみたい」


「私も気になるわね」


「俺も行ってみたいぜ」


ダン、エリサ、ティムは行って見たいようだ


転移の腕輪もあるし行ってみようか

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