第72話

起きてから出かける準備をして


ダンジョンに行くメンバーを相談した結果

クリスとルートはお留守番になった


お母さんに何かあった時に直ぐに連絡を貰えるようにしたいからね

ルートはお母さんが機織りをして布を売るために糸を出すために残ることになった


「それじゃあ行ってきます!」


元気に挨拶をして家を出た

ダンジョンの見た目は岩の洞窟があるような感じだ

早速入ってみると直ぐに下り階段がある

階段を降りた先が1Fらしい

やたらと長い階段を五分くらいかけて降りると外に出た


昨日話を聞いてなかったらパニックになってただろうな…

ザルトさんに会えて本当に良かった!


1Fから5Fは森林地帯みたいだ


ギルドで薬草の常時依頼も出てるらしいから薬草を探しながら行こうかな


「ダン、ティム薬草を探しながらモンスターを見てきてくれる?」


そう声をかけるとエリサの影から出てきた2匹は早速仕事に向かってくれた

僕達は近くで薬草を探すことにする


ちなみにこの街では薬草は10本1束で銅貨10枚だそうだ

需要は多いのにみんな薬草を取らないで先に進むからか金額が少し高い

薬草を探しながら少し歩いてみる

本当に外と変わらないように見えるな


薬草を5本程採取した所でティムが戻ってきた


「エスタ!

向こうにネズミが2匹いたぞ」


ネズミの魔物か

戦ってみよう


確かにネズミの魔物だ

でもレッドマウスでは無い

初めて見るダンジョンにしかいない魔物なのかな?


まずはいつも通り僕が走って行って切りつける

その間ティムが1匹ネズミの気を引いて僕に攻撃が来ないようにしてくれる

僕が切りつけた方のネズミをエリサがトドメを刺してくれたのでエリサと一緒にもう1匹の方に向かう


もう1匹はティムが気を引きながら攻撃をしてたようでだいぶ動きが鈍くなってる

そこに僕が後ろから袈裟懸けで切りトドメをさした

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る