第19話

ベオウルフ魔法王国から浮島に帰って来た、ガイア達3人は……驚いている…


「…何故、ユラユラとプルプルとキラキラが2匹ずついるの?」

そう…ユラユラとプルプルとキラキラが《増殖》して2匹ずつになっていた…


『マスター。お帰りなさい』×5

『ご主人様、お帰り♪』×2

『主様、お帰りなさい♪』×2

『君主、お帰り♪』×2

…もう無茶苦茶である…


「……何故、ユラユラとプルプルとキラキラが2匹ずついるの?」

『はい。マスター。浮島を動かす為に外で試行錯誤していたら、ユラユラとプルプルとキラキラの3匹の意見や、突拍子もない感性が、面白かったので、助手になってもらう事になりました。ですが、ユラユラとプルプルとキラキラの3匹は、マスター達と共に旅をしたいと言うので、増殖して増えてもらいました。』

「…?…なるほど…」

多分理解していないガイア…

「皆んな、一旦家の中に戻るぞー」

『はい』×5『は〜い♪』×6


全員でホームの中を探索した

見た目は2階建てのこじんまりした家だか、認識阻害がかけられ、中は時空間魔法によりかなりの広さがある

10階建ての1000LDK、500人が入れる大きな温泉が、男湯と女湯の2つあり、各階にトイレ4つ、1000人が入れるパーティールーム、500人が入れるリビング…

皆んなで楽しく見て回ったら、2時間程かかった

全員でリビングに集まり、今日の出来事や、今後の予定、決まり事を話し合った

決定事項4つ

1、家の名前…ハウス

2、各国の家の名前…○○○セカンドハウス

3、毎日全員とルームにて愛し合う事(愛し合う順番は眷属にした順…スライムを除く)

4、ガイアの為に生きて、ガイアの為に尽くす(パロミデスの強い要望により採用)

今後も決定事項が増えるかもしれないが、今は4つの決定事項で、満足した全員


皆んなで女湯の温泉に入り、パロミデス×5が作った料理を食べて…


ガイアはルームへ

ガブリエル、ルシファー、パロミデス達と3日間ずつ愛し合った《超強精絶倫》を使って…

ガイアは、ハウスの自分の部屋にいき、ベットで深い眠りについた

『………た・…・…・て……』


次の日の朝…

リビングに向かったガイア

全員がリビングのソファーに座って寛いでいた

「ガブリエル、ユラユラ、プルプル、ルシファー、キラキラ、パロミデス、おはよう」

『ガイア様、おはようございます」

『ご主人様、おはよ〜♪』×2

『主様、おはようございます♪』×2

『主…今日もいっぱい愛して欲しいのじゃ』

『君主、おはよう♪』×2

『マスター。おはよう御座います』×6

相変わらずのルシファー……と、丁寧なお辞儀をするパロミデス…が6人

いつもと変わらない光景です


「じゃぁ〜ガブリエル、ルシファー、今日も行くぞー」

『はい』×2

『行ってらっしゃい』×12

ユラユラ×2、プルプル×2、キラキラ×2、パロミデス×6に見送られるガイア達

「Sの移転」


聖ゲオルギウス教皇国

女神イヴを称え、敬う、信仰宗教の総本山

教皇を筆頭に、4人の枢機卿と、20人の司教と、100人の司祭と、1000人程の助祭がいる聖職者の国である

人口5000万人以上の中級都市、都市内に巨大なダンジョンが複数あり、冒険者ギルドの支部、商業ギルドの支部、魔法ギルドの支部、魔道具ギルドの支部がある

人族主義の国の為、獣人族、竜人族、ドワーフ族、エルフ族、魚人族、巨人族、小人族、天空族などの他種族は、あまり見かけない

教皇の古城と、巫女の教会城、2つの城がある

教皇と巫女は、お互い対等な立場である

女神イヴの神託を聞き、人々を導く巫女

女神イヴの次に尊く、崇拝される巫女

歴代の勇者パーティーである巫女


ガイア達が《S移転》で移転してきたのは、巫女の教会城の1階にある礼拝堂

の奥にある礼拝準備室に移転してきた

礼拝準備室にある、棺桶が【Sランク巫女ダンジョン】である


「ワープ」

ガイア達は、商業ギルドの近くの雑木林の中に移動した


馬車の荷台に樽が3つ乗った看板が描かれている、商業ギルド

世界中の主要都市に支部がある

5階建ての大きな建て物

ちょっと近代風な、コンクリートの打ちっぱなし、入り口は自動ドア

自動ドアを通り中へ

どの国も同じ建物の商業ギルド


奥中央にカウンターがあり、奥右側に応接室が5部屋あり、奥左側にも応接室が5部屋ある

ガイア達は奥中央のカウンターに向かった

カウンターには、5人の女性職員がいる

勿論、1番左側の女性職員に話しかけた

『ようこそ商業ギルドへ、本日はどの様なご用件でしょうか?』

「あっすいません、貴重な鉱石、宝石を売りたいのと、土地を買いたいのですが、相談は商業ギルドでよろしいでしょうか?」

『はい。大丈夫ですよ。担当のライチと申します。土地をご購入との事ですが、何かご希望はございますか?』

「ガイアです。冒険者ギルドと、商業ギルドの間でお願いします」

『はい。ガイア様ですね。今お調べしますので、お待ち下さい』

「分かりました。宜しくお願いします」


しばらくすると受付嬢のライチが、恰幅のいい女性を連れて戻ってきた

『お待たせしました。ガイア様のご希望ですと、3軒だけありますが、ご覧になりますか?』

「はい。お願いします」

『私はギルドマスターのキウイと申します。宜しくお願いします。貴重な鉱石と宝石を売りたいとの事ですが…』

「あっガイアです。宜しくお願いします」

ガイアは、自動収納袋からメタル鉱石の欠片30個と、オリハルコン鉱石の欠片30個と、ダイヤ宝石の欠片30個をテーブルの上に出した

『では、早速鑑定!』

『……おぉーこれは……確かに貴重な鉱石と宝石ですね』

「どの位の値段になりますか?」

『そうですね…メタル鉱石の欠片1つ金貨50枚、オリハルコン鉱石の欠片1つ金貨100枚、ダイヤ宝石の欠片1つ金貨150枚、合計で金貨9000枚でどうでしょうか?』

「はい。大丈夫です。宜しくお願いします」

ガイアはテーブルの上のメタル鉱石の欠片30個と、オリハルコン鉱石の欠片30個と、ダイヤ宝石の欠片30個をギルドマスターのキウイに渡した

『はい。確かに。では、こちらが金貨9000枚になります。気持ちの良いお取引、ありがとうございました。引き続き土地の件は、ライチが担当させて頂きます。私はこれで失礼します』

「はい。ありがとうございました」

ギルドマスターのキウイから金貨9000枚が入った袋を受け取り自動収納袋に仕舞った

ギルドマスターのキウイは奥に戻って行った


『では、ガイア様。土地のご案内をさせて頂きますので、ついてきて下さい』

「はい。宜しくお願いします」

ガイア達は、受付嬢のライチの後をついて行った


******


残金 白金貨563枚金貨29600枚

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る