第17話
レモンの案内で土地を見にきたガイア達
『こちらが、1つ目の土地になります』
「えっと…この土地は、おいくらですか?」
『はい。こちらの土地は、金貨2000枚になります。』
「おぉー!…すみません1つ質問があります。土地を購入した場合、今日から家を建てても大丈夫でしょうか?」
『…はい。購入された場合、持ち主の物になるので、ご自由にして下さい。』
「ありがとうございます。では、この土地を購入します」
『はい。分かりました。ありがとうございます。では、こちらの書類にサインをお願いします。』
レモンに金貨2000枚を渡し、確認してもらい、書類にサインをした
『はい。問題ありません。これで、こちらの土地は、ガイアさん所有の土地になりました。こちらが土地の権利書になります。ご購入ありがとうございます。では、またのご利用をお待ちしております。』
長い尻尾をフリフリさせながらお辞儀して、メロンは商業ギルドに戻って行った
「じゃぁ早速、ホーム」
購入した土地に豪邸を建てたガイア
「家に入ろう!」
『はい』×2
ガイア達は豪邸に入って行った
「よし!最後行くよー」
「Sの移転」
ベオウルフ魔法王国
歴代の勇者パーティーの賢者を数多く輩出した魔法国家
王国の中に魔法学校が3校あり、対抗する事によって魔法の練度を上げている
ベオウルフ魔法王国の都市ベオウルフ
人口5000万人程の中級都市、都市内にダンジョンが複数あり、冒険者ギルドの支部、商業ギルドの支部、魔法ギルドの本部がある
人族、エルフ族、小人族、天空族、主に魔法が得意な種族が多い
魔法ギルドの本部の地下2階にある研究室
5部屋ある研究室の1室
認識阻害、幻影魔法、麻痺魔法、毒魔法、混乱魔法、石化魔法、呪い魔法が掛けられている
とても厳重に守られている1室に【Sランク賢者ダンジョン】がある
この研究室の1室に移転したガイア達
「ワープ」
ガイア達は、商業ギルドに隣接する空きビルの1階に移転した
「よし!行こうか」
『はい』×2
空きビルの外に出て、商業ギルドに入る
奥中央にカウンターがあり、奥右側に応接室が5部屋あり、奥左側にも応接室が5部屋ある
ガイア達は奥中央のカウンターに向かった
カウンターには、5人の女性職員がいる
毎回変わらず、1番左側の女性職員に話しかけた
『ようこそ商業ギルドへ、本日はどの様なご用件でしょうか?』
「あっすいません、貴重な鉱石と宝石を売りたいのと、土地を買いたいのですが、相談は商業ギルドでよろしいでしょうか?」
『はい。大丈夫ですよ。本日担当させて頂く、受付嬢のパインと申します。宜しくお願いします』
「ガイアです。宜しくお願いします」
『はい。ガイア様ですね。まず、土地を探してるとの事ですが、何かご希望はありますか?』
「はい。冒険者ギルドと商業ギルドの間でお願いします」
『分かりました。調べて来ますので、しばらくお待ち下さい』
「分かりました。宜しくお願いします」
しばらくすると受付嬢のパインが、耳の尖ったエルフの女性を連れて戻ってきた
『お待たせしました。ガイア様のご希望ですと、1軒だけありますが、ご覧になりますか?』
「はい。お願いします」
『次は私が引き継ごう。私はギルドマスターのオレンジだ。貴重な鉱石と宝石を売りたいとの事だが、見せてもらえるか?』
「分かりました。こちらになります」
ガイアは、自動収納袋からメタル鉱石の欠片30個と、オリハルコン鉱石の欠片30個と、ダイヤ宝石の欠片30個をテーブルの上に出した
『鑑定!』
『……おぉーこれは……確かに貴重な鉱石と宝石だ』
「………」
『すまんが、全部売ってくれるか?』
「はい。大丈夫ですが、値段の方はどうなりますか?」
『そうだな…メタル鉱石の欠片1つ金貨500枚、オリハルコン鉱石の欠片1つ金貨200枚、ダイヤ宝石の欠片1つ金貨200枚でどうだ?』
「はい。大丈夫です。宜しくお願いします」
ガイアはテーブルの上のメタル鉱石の欠片30個と、オリハルコン鉱石の欠片30個と、ダイヤ宝石の欠片30個をギルドマスターのオレンジに渡した
『白金貨2枚と金貨7000枚だ』
ギルドマスターのオレンジから代金をもらい自動収納袋に仕舞った
『ところで、メタル鉱石の欠片は、また手に入るのか?』
「はい。まだ持ってますよ」
『ほぅ…どの位持ってる?』
「…今の10倍以上はありますよ」
『…では、何個売れる?』
「…何個までなら買えますか?」
『ふっ…腹の探り合いはもういい、5000個売ってくれるか?』
「はい。いいですよ」
『……分かった。では、5000個頼む。ただ魔法ギルドと共同で買う事になるから、これから一緒に行ってもらえるか?』
「分かりました」
『では、私は魔法ギルドに連絡を入れておくから、先に土地の案内を終わらせて来てくれ。パイン頼むぞ』
『はい。ガイア様私の後について来て下さい』
「分かりました」
こうしてガイア達は、土地の案内の為、パインの後をついて行った
******
残金 白金貨63枚金貨23100枚
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